そろってミュージカル鑑賞も!安倍政権を裏で支える石破&井上・自公幹事長の「蜜月」に要注目

★★自公の枢軸は石破と井上の蜜月

 党内基盤も他党とのパイプも弱いと揶揄(やゆ)されている自民党幹事長・石破茂は今月3日夜、公明党幹事長・井上義久に誘われ、東京・港区の自由劇場で劇団四季の「コーラスライン」を鑑賞した。石破は佳子夫人を伴い、公明党国対委員長・漆原良夫とともに、鑑賞後は紀尾井町のホテルニューオータニ内にある「藍泉」に場所を移し、深夜まで痛飲した。

 石破は夫人を政治の表舞台に連れ出すことはめったにない。その夫人を伴うことは井上や漆原をいかに信頼し、安心して付き合っているかの証である。

2幹2国でミュージカル鑑賞合意

 自民、公明両党が意見交換する主舞台は「ニカンニコク(2幹2国)」と呼ばれる両党の幹事長・国対委員長会談だ。野党時代も含め、週1回開かれてきた。後で取材すると、メディアで報道されていない、かなり重要なことが率直に話し合われている。

 ミュージカル鑑賞の話が持ち上がったのもこの2幹2国の席でのこと。石破側近の自民党国対委員長・鴨下一郎が「幹事長も『軍事オタク』とか、プラモデルとか、キャンディーズファンとかの趣味ばかりじゃなくて、幅広く世間に受け入れられて、芸術性が高い趣味を持ったら良いのに…」と話したところ、井上が即座に「それなら劇団四季を一緒に見に行きましょう」と提案し、実現した。

 石破と井上が知り合ったのは昨年9月、石破が自民党総裁選に敗れた後、幹事長に就任してからだ。それまで2人の接点はなく、2人とも人付き合いが上手い方ではないが、親しくなるのにそう時間はかからなかった。石破は語る。

「井上さんも私も堅物ですよね。理屈が通らないことは嫌い、駆け引きはできないが人を裏切らない、たぶらかさない。そのあたりが互いに分かって、気が合ったんじゃないかな…」

 2幹2国に同席している漆原は2006年9月に就任以来、7年の長きにわたって国対委員長を務めている。政権は安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、民主党の鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦、そしてふたたび安倍晋三と代わった。その間、自公両党の幹事長の関係を見てきたが、「今の石破さんと井上さんの関係が一番良いんじゃないかな」と言う。

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