『会長 島耕作』スタート記念対談 【第2回】
東京海上日動火災保険会長・隅修三
「グローバルな競争を勝ち抜くためには『とんがった』人材が必要です」

[左]隅修三(東京海上日動火災保険株式会社会長)、[右]弘兼憲史(漫画家)  撮影/ 慎 芝賢(全点)
ついに「モーニング」&週刊漫画アプリ「Dモーニング」でスタートした弘兼憲史『会長 島耕作』。これから島耕作は会長として、自社のみならず日本の国益のために経済活動をしていくことになります。では、実際に会長職に携わる方々はどんな事を考えて、どんな仕事をしているのか---。島耕作会長就任を記念してお贈りする「弘兼憲史の『会長対談』」第2弾は、弘兼氏の中学時代の同級生でもある東京海上日動火災保険株式会社会長の隅修三氏が登場です!

組織にとって一番必要なのは新陳代謝

弘兼: お久しぶり。実は我々は中学時代の同級生で、同じクラスの隣の席になったこともあるんだよね。だから今日は、ざっくばらんに隅君、弘兼君って呼び合っていこうな。

隅: いいね。さすがに当時みたいに憲史って呼び捨てにするわけにはいかないから、今日は弘兼君でいこう。

弘兼: そういえば隅君は下の名前で呼ばれたり、あだ名で呼ばれたりってことがなかったよね。

隅: 名字が短いから呼びやすいし、これ以上略せないからね。生まれてこの方、ずっとスミって呼ばれてるなあ。

弘兼: まあ、隅だけに「隅に置けない」ってことで(笑)。

隅: ハッハッハッ。

一同: ハハ・・・。

弘兼: ・・・そろそろ本題に入りますよ。隅君はこの間の6月で会長職に就任したわけだけど、社長をやって6年、このタイミングで社長を降りたのは何か理由があった? もう少し社長を続けたらという声もあったようだけど。

隅: 会社とか組織にとって一番必要なのは新陳代謝。一人の人間が長くトップにいるべきではないというのが僕の持論なんです。組織を持続可能なものにするには、常に社長が交代可能なように優秀な人材を育てておくことが大事。そろそろ新陳代謝すべきだと思って、退く決断をしました。

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