経済の死角
2013年09月05日(木) 

真壁昭夫「シェール革命のインパクト」【第2回】世界的に金利水準が上昇し、株価は安定した展開を示す

〔PHOTO〕gettyimages

世界のエネルギー事情に大きな変化を与える"シェール革命"は、金融市場にも重大な変化を及ぼす可能性がある。現在、"シェール革命"の世界最大の受益者である米国では、企業が自国で産出される安価で豊富なエネルギー資源のメリットを享受できる。

それによって、中長期的に、米国の貿易収支が圧倒的に改善することが考えられるため、為替市場でのドルに対する需要が増加することになるだろう。長い目で見れば、ドルは強含みの展開を示す可能性が高まる。

安価で豊富なエネルギー資源が国内で生産されることは、米国産業界、特に化成品関連企業などにとっては大きな福音だ。工業製品の原材料になる原油や天然ガスの価格が低下するからだ。当然、それらの企業の業績は改善し、全般的に株価が上昇トレンドを辿る可能性が高まる。

"シェール革命"でドル強含みの展開の可能性

"シェール革命"によって、想定されているように米国への製造業回帰と、エネルギー輸出の振興が実現すると、米国からの輸出が増加し、経常収支赤字は大幅に改善されるだろう。その結果、米国経済の基礎的条件=ファンダメンタルズは強化される。

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