自然栽培米生産者、石山範夫さんに聞く 【後編】
「自然栽培とは、自然と同じ条件の栽培を目指す農法」

[左]安倍昭恵さん [右]石山範夫さん

【前編】はこちらをご覧ください。

自然栽培でも1反あたり最低5俵はとれる

安倍: 石山さんは、有機栽培から自然栽培へ移行するのに抵抗はなかったんですか?

石山: 有機質の肥料を土から除いてしまえば、自然栽培の土はできてしまうから、なんら抵抗なし。

安倍: えーっ? それで、土はちゃんとできるものなんですか?

石山: 作れるものなんです。

安倍: それで、いきなり6反も移行ですか。

石山: 6反たって、うちの生活にはまったく問題ない面積だから。

安倍: まあ、そうなんでしょうが(笑)。

石山: 今作ってるのは21町2反だけど、そのときは全面積やるっていう話じゃなかったからね。

安倍: 10年前の当時、自然栽培はご存じだったんですか?

石山: もちろん。

安倍: それは、失礼致しました。

石山: おそらく北海道でも山口県でもどこでも自然栽培で1反あたり最低5俵はとれるはず。地球にはそれだけの能力があるんです。僕は10年やってきましたが、いつも8俵、変わらずにとれる。

安倍: 凄い! 8俵もとれるんだ。

石山: 無施肥でもとれるんです。

安倍: それだけ土に力があるということですね。

石山: それ以上たくさんとりたいっていうのは、人間の欲です。

安倍: 土作りにこだわりをもっていらっしゃいますが、その方法は企業秘密なんですか?

石山: いいえ、全部オープン。人間に何ができるのかといったら、根っこが張りやすい土をつくることだけ。あとはすべて植物自身がやってくれる。それをお教えしています。

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