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ITトレンド・セレクト
2013年08月29日(木) 小林 雅一

機械と人間との関係が変わる---ガートナーの技術トレンド・レポートより

「Hype Cycle for Emerging Technologies, 2013」より

世界的な技術調査会社である米Gartner Groupは先日、今後の技術トレンドを占う「Hype Cycle for Emerging Technologies 2013」を発表した。

同調査は、技術に関する多数の流行語を、幾つかのフェーズに分類したものだ。具体的には、上の図で表現されている。

この図を見ると、今、最も注目され、過剰とも言えるほどの期待を浴びているのは「ビッグ・データ」「3Dプリンタ」「ウエアラブル・コンピューティング」など。一方、「クラウド・コンピューティング」や「NFC(Near Field Communication: 近接無線技術)」、「拡張現実(Augmented Reality)」などは一時の熱が冷めて、今はむしろ幻滅期に入っていると分析している。

さらにピークを間近に控えた上り坂の技術として、(全てのモノがインターネットにつながる)「Internet of Things」や「自然言語による質疑応答」などを挙げている。

これらの見解は概ね衆目の一致するところだが、ただ一つ「クラウドが幻滅期」という見方には業界内で異論が多いようだ。

確かに著名なクラウド・サービスがダウンしたり、ハッキングされるなどの事件・事故は起きているが、それを差し引いてもクラウドの便利さは遍く認識され、普及のペースに衰えは見られない。従ってクラウドは幻滅期というより、今や単なる流行語を脱して、IT産業にしっかり定着したと見るのが妥当だろう。

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