サッカー
「守備の崩壊」は、単調な攻撃から始まる! ジーコ監督時代とオーバーラップする今の日本代表
〔PHOTO〕gettyimages

コンフェデ杯以降、守備力が不安視される日本代表

ここ最近の日本代表を見ていると、数年前の苦い記憶がよみがえってきます。かつて、ドイツワールドカップへ向かっていったジーコ監督率いるチームに、現在のアルベルト・ザッケローニ監督が統べるチームが重なるのです。

8月14日に行なわれたウルグアイ戦は、2対4の完敗に終わりました。ホームの試合で4点も取られているのですから、惜敗ではなく完敗と言わざるを得ません。

試合後の報道を見ると、「大量失点をしたコンフェデ杯の教訓が生かされなかった」、「守備が崩壊」などといった切り口が目につきました。ウルグアイは、堅守速攻のスペシャリストです。相手に攻めさせながら攻めるのが抜群にうまいウルグアイからすれば、今回の日本戦は望みどおりの展開だったに違いありません。公式記録のボール支配率では、日本が53.9パーセントと上回っていますが、相手ボールでゲームを作るのが彼らの持ち味ですから。

コンフェデ杯をきっかけに、センターバックの守備力が不安視されています。アジア相手のゲームでは主導権を握ることが多く、最終ラインの選手も攻撃へ関わっていかなければならない。ザッケローニ監督が、吉田麻也と今野泰幸をセンターバックに据えてきたのも、彼らの攻撃力を評価してのことでしょう。

ただし、「守る」という一点に評価基準を絞れば、彼らより優れた人材はいます。世界のトップクラス相手の試合では、守備の時間が長くなり、吉田や今野のディフェンス力が不安視されているのが現状でしょう。

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