賢者の知恵
2013年07月30日(火) 週刊現代

全社員必読 みんなが感じているその疑問、理由がわかった! なぜ上司はバカに見えて、部下はやる気がないように見えるのか

週刊現代
upperline
〔PHOTO〕gettyimages

 会社のために働く管理職の苦悩は、その立場になった者にしかわからない。部下たちが抱える将来への不安も、同世代にしかわからない。両者がすれ違う理由が、それぞれの言い分から見えてきた。

良い先輩だったのに

「お互い平社員だったときは頼り甲斐のある先輩だったのに、上司と部下の関係になった途端、頭が固くなった人がいます。以前は仕事で相談に行くと、『失敗してもいいからやってみろ』と勇気づけてくれたのが、いまは『楽観的すぎだ。本当に納期に間に合うのかもう一度確認しろ』など、文句を並べ立てるばかり。失敗したとき自分に責任が及ばないようにすることを考えているのが見え見えのつまらない人間になってしまいました」(大手飲料メーカー・若手社員)

 上司はなぜこんなにバカなのか—サラリーマンなら誰しも、そんな疑問を抱いた経験があるはずだ。

人は上司になるとバカになる』の著者で営業コンサルタントの菊原智明氏にも、トヨタホームに勤めていた頃、プライベートでは良い先輩なのに、仕事になると急におかしなことを言い出す上司がいたという。

 菊原氏は自身の経験を振り返り、上司がバカに見える理由をこう分析する。

「上司が無能に見える第一の理由は保身です。本来なら部下を育てて使いこなすのが上司の役目ですが、失敗したら責任が自分に及ぶとか、こいつが俺の座を脅かすのではないかとか考えてしまい、部下からすれば頭が固いと思うような言動をしてしまう。その意味では、平社員のときに『ああはなりたくない』と思っていた上司になる可能性は、誰もが秘めているんです。

次ページ  さらに、仕事の能力とマネジメ…
1 2 3 4 5 次へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事

最新号のご紹介

underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ
編集部お薦め記事