特別対談 金本知憲×下柳剛
鳥谷、藤浪……阪神を変えた男たちを語ろう

現役時代からプライベートでも仲がよい同級生コンビ。来週号から二人によるリレー連載がはじまります!〔PHOTO〕眞野公一

阪神、そこそこ好調の要因

下柳 オレは現役時代から、カネん家によくメシ食いに行ったよな。

金本 ワシら、シモの愛犬・ラガーつながりやから、引退してもよく会うとる。

下柳 そう。ついこの間も、ウチに老犬のお見舞いに来てくれてな。オレの汚い寝室に入ってラガーに「がんばらんかいワリャア」とか言いながら励ましてくれてね。「これが犬の体にいいから」って差し入れのエサを持ってきてくれたり。いつも感謝してます。

金本 ラガーはウチに来てションベンしたことあるし(笑)。

下柳 いきなりマーキングしだしてな。

金本 ラガー、シモにシバかれてたわ。

下柳 そりゃそうやろ。まあ、引退したいまは、まあ、めちゃめちゃヒマやね。カネもオレも20年以上も現役をやっとったわけやから、心にぽっかり穴が開いた感じはたしかにある。解説をしてると、投げてえなあって思うよ。

金本 そうか? 野球やりたくなったりとかはぜんぜんないね。

下柳 一度、秋山(幸二・福岡ソフトバンク監督)さんに「左ピッチャーいなかったら投げますよ」って冗談を言ったら、番記者に「セールスしてきやがった」って漏らされちゃったのよ(笑)。まあ、トレーニングもボチボチしてるけどな。