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[虎四ミーティング]
仁志敏久(プロ野球解説者)<前編>「9番打者がカギ!? パ高セ低のワケ」

2013年07月12日(金) スポーツコミュニケーションズ

二宮: 今日は期間限定の人気メニュー「うなとろ丼」を食べながら、いろいろとお話を聞きたいと思います。だいぶ暑くなってきましたが、プロ野球選手にとっても、夏場をどう乗り越えるかが重要ですよね。そのためには、食事は欠かせません。短時間でボリュームたっぷりのご飯をかきこむことができる丼ものを、仁志さんも選手時代はよく食べられたのでは?
仁志: そうですね。特に学生やアマチュア時代には、よく食べましたね。選手寮の近くの牛丼屋があったので、結構行っていました。

二宮: さて、今回の「うなとろ丼」はいかがでしょう?
仁志: わさびと山かけを混ぜて、うなぎと一緒に食べるというのは画期的ですね。わさびが効いていて、あっさりしている。これは暑い夏には食べやすくていいですね。すごく美味しいです。

二宮: 山かけはすりおろしではなく、荒削りしているところが、この「うなとろ丼」の特徴です。
仁志: あ、本当だ。やまかけがあまりドロドロしていなくて、シャキシャキと歯ごたえがあるのが新鮮ですね。

二宮: さて、今年の交流戦は福岡ソフトバンクが2年ぶりに優勝しましたが、2位以下を見ても、上位6チーム中、5チームがパ・リーグという結果でした。セ・パの対戦成績はパ・リーグの80勝60敗。今年で7年目を迎えましたが、2009年を除いてパが勝ち越しています。なぜ、これだけの差が出てくるのでしょうか。
仁志: 一概には言えませんが、選手層の厚さなどを考えると、確かにパ・リーグの方が力のある選手が多い気がしますね。それと、やはりピッチャーが打線に入るか否かというのは、大きいと思います。打線の組み方が違ってきますので、野球の質自体がセ・パでは異なる。それが理由のひとつとしてあるのではないでしょうか。

二宮: 野球の質とは?
仁志: セ・リーグのようにピッチャーを9番に入れると、どうしても下位打線の力が落ちてしまいます。一方、パ・リーグのようにDHが入ると、いろいろな組み方ができますから、下位にももうひとつ山をつくることができるんです。

二宮: なるほど。9番に足の速い選手を持って来たりして、上位打線につなげたりすることもできるわけですよね。
仁志: そうなんです。だからパ・リーグにとっては9番って結構キーになってくるんですよ。それともうひとつ言えるのは、やはりピッチャーはピッチャーに専念する方がアスリート性が引き出されるのではないでしょうか。パ・リーグに日本を代表するピッチャーが続々と出てくるのは、ピッチングに専念できるからということも関係していると思うんです。一方のセ・リーグは、個々よりもチームとしての完成度が求められる。見立てはきれいですが、どうしても個々の質が落ちてしまう。野球は団体スポーツとはいえ、結局は個人でやる要素の方が多いわけですからね。

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