わかりやすい伝え方の法則 【第2回】 誰でもわかりやすく伝えられる「テンプレップの法則」とは?

2013年07月11日(木) 木暮 太一
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どんな話も自動的にわかりやすくなってしまう「伝え方の法則」

 長々と話すのに、話がどこに向かっているのかわからない・・・。
 話題があっちこっちに飛んで、何を話そうとしているのかが掴みづらい・・・。
 やたらと力説するわりに、いまいち話に説得力がない・・・。

 みなさんの周りにも、こんな人いませんか? 一生懸命話してくれているのはわかりますが、聞きいている方は、「わかりにくいなぁ」「なんだかモヤモヤするなぁ」と思っています。

 なぜこうなってしまうのでしょうか? 理由は簡単です。話の組み立てが間違っているからです。相手にわかりやすい順序で伝えていないからです。逆に、正しく話を組み立てられれば、相手はみなさんの言いたいことをスッと納得してくれるはずです。

 「話を正しく組み立てる」と聞くと、「理路整然とロジカルでスマートに伝えなければならない! ということか。自分にはなかなかできない・・・」と難しく考えてしまいがちです。ですが、まったくそんなことはありません。たったひとつの「型」を覚えるだけでいいのです。その型の通りに話せば、わかりやすく話を組み立てることができます。

 それが「テンプレップの法則」です。

(テーマ): 最初に、テーマを伝える
(ナンバー): 次に、言いたいことの数を伝え
(ポイント): それから、要点(結論)を先に言う
(理由): その後で、その要点(結論)が正しいと言える理由や
(具体例): 具体例を伝え、
(ポイント): 最後に要点を繰り返し念押しする

 各要素の頭文字をとり、(多少強引に)日本語読みすると「テンプレップ」になります。この順番で伝えれば、自動的に話がわかりやすくなってしまうんです。

 もう少し噛み砕くと、こういうことです。

①話のテーマ(Theme): 話のテーマを冒頭で伝える。「これから〇〇について話をします」
②言いたいことの数(Number): 言いたいことはいくつあるのかを伝える。「お伝えしたいことは〇個あります」
③要点(Point): 言いたいことのポイント・要点を伝える。「結論から言いますと、お伝えしたいのは××ということです。」
④理由(Reason): 伝えた「結論」が正しいと言える理由を伝える。「(結論から言いますと、××です。)その理由は〇〇です」
⑤具体的な話(Example): 「結論」を補足する具体例を示す。「たとえば、こういうことがあります。(だからこの結論で正しいのです)」
⑥要点・まとめ(Point): 最後に「要点」を繰り返す。「ということで、今回お伝えしたいのは××でした。」

 この6つの順番で話す。これが、わかりやすく伝えるための「絶対法則」です。この型に当てはめることで、ほぼすべての内容を、格段にわかりやすく伝えることができます。

 では、これからこの「テンプレップ」の中身を、具体的に説明していきます。

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