賢者の知恵
2013年07月23日(火)

藤野英人×木暮太一対談「カネは命より重い!」は本当か【後編】「リボ払いは自分の将来を売り渡している!忙しいときこそ、『なぜ忙しいか』を立ち止まって考えよう」

upperline
[左]木暮太一さん(経済ジャーナリスト)、[右]藤野英人さん(投資家)
※これは6月21日に行われた対談を書き起こしたものです。

【前編】はこちらをご覧ください。

日本人に足りない「お金の知識」

藤野: 一般的に言うと、金融の知識がないせいで、収入と支出のバランスが崩れている人も多いですよね。お金について、すごく基本的なところを軽んじていると思います。本の中にもありましたけど、リボ払いを気軽に利用してしまうのは危ないと思います。未来の自分の収入を"先食い"するようなことを平気でやる。それで結果的に損をしてしまう。

 ひとつが「不幸な稼ぎ方」。そして「金融の知識のなさ」。それから「運用という発想のなさ」。この3つのところで、すごく苦しい状態になっていると思います。

木暮:「稼ぐ」「守る」「増やす」というお金の知識が足りないということですね。

藤野: そうですね。

なぜ、考えなくなるのか?

『カイジ「命より重い!」お金の話』
著者=木暮太一
⇒本を購入する(AMAZON)

木暮: 今、大多数の日本人が、自分の金融資産だけで食べていける状況にはないと思います。必ず自分で稼がなければいけない。じゃあ、将来の生活を守るためにまずどこから手をつければいいのかと問われたら、藤野さんはなんとお答えになりますか。

藤野: まず、意外とやらないのが「自分が今何をやっているのか」ということをしっかり見つめることですね。働いている場所は適切な場所なのか。自分はちゃんと力を発揮しているのか。それから、その労働が将来的に価値を増すのかどうか。

木暮: なるほど。

藤野: 人っていうのは、慣性の法則が働くものだと思います。長く続けてきたことを、やめられない。立ち止まってみれば、もっと別のチャンスがあるのに、それを考えない。

次ページ 木暮: どうして考えなくなって…
1 2 3 4 5 6 7 8 次へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事


underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ
編集部お薦め記事