嘉悦大学ビジネス創造学部生による連続インタビュー企画 【第5回】
共産党・笠井亮政策委員長代理に訊く

(6月28日、衆院第二議員会館にて)

インタビューアー/ 山本圭祐、小島久尚、小野力之介
カメラマン/ 金子隼人

【第4回 公明党・石井啓一氏】はこちらをご覧ください。

都議選では、共産党が躍進

山本: 先日の都議会選挙で共産党は17議席獲得し大きく前進しましたが、なぜ国民の支持を得られたのでしょうか?

笠井: 暮らしの問題をはじめとして、原発ゼロ、憲法を大切にすることに共感いただき今回の結果につながったのだと思います。不要な公共事業に税金を使い、認可保育園などに回さない今の東京都と違い、暮らしの問題を優先して訴えている共産党の必要性が、都民に感じられたのでしょう。

小島: 参議院選挙からネット選挙が解禁されますが、投票率の上昇は期待できるとお考えですか?

笠井: 今は、例えば、欧州ではできる戸別訪問ができないなど「べからず選挙」で、選挙活動が制限されています。ネット選挙の解禁により、制限なく世界に発信できるツールが使えるのは大きいでしょうね。あとは訴えの中身を、有権者の気持ちにフィットするように発信していけるかどうかです。

アベノミクスには反対

小野: 共産党はアベノミクスに反対していますが、それはなぜですか?

笠井: 調査をしてみると、暮らしが良くなったと実感している国民はほとんどいませんし、円や株の相場も、上がったと思えばすぐに下がるという状況が続いています。安倍首相は、大企業が儲かれば、国民所得も増え、経済が活性化すると考えていますが、大企業にお金が入っても内部留保が増える一方です。そうではなく国民の懐を温める事が必要なのです。