田原総一朗のニッポン大改革

田原総一朗×竹中平蔵対談【中】「『決められない政治』より決められない日本の経営者こそ、この国をダメにした元凶だ」

2013年07月08日(月) 田原総一朗
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[左]竹中平蔵さん(産業競争力会議委員/慶應義塾大学教授)[右]田原総一朗さん(ジャーナリスト)

この対談は6月10日に収録しました。

規制改革会議の罪

田原: 産業競争力会議というのは、そういうものを打ち破るために作ったんじゃないんですか?

竹中: いや、それは基本的に規制改革会議の仕事ですよ。

田原: 規制改革会議なんて何もしていないじゃないですか。

竹中: 何もしていないですね。これは罪が重いですよ。規制改革会議が何をやっているのか、と。議論しています、議論しています、という報告を議長がするんですが、何もやっていないですね。

 たとえばいま、私たちは進まない規制改革の突破口を開こうとして、アベノミクスで国家戦略特区というのをやろうとしているんですが、これは規制改革の突破口なんですよ。ところが、肝心の規制改革会議で、この特区を助けようとか、そんな議論は何もしていないですよ。信じられないですね。

田原: あれ? 一時は特区だけはできるんじゃないかと言われていたけど。竹中さんが特区担当大臣になるんじゃないか、とか。

竹中: 冗談じゃないですよ(笑)。それは政治家の仕事ですから。だから、これはやっぱり、そういうものに対して非常に強い政治的なコミットメントがないとできないんですよ。

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