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2013年07月04日(木) 小林 雅一

ドイツで1日に6000万本の通話記録を収集!? 常軌を逸した米NSAの監視活動

〔PHOTO〕gettyimages

 欧州の主要メディアは先頃、米国家安全保障局(NSA)が欧州連合(EU)や日本、韓国など同盟国に対してもスパイ活動を行っていたと報じた。現在、亡命を求めて逃亡中のエドワード・スノーデン氏から得た情報とされる。

 これらの報道によれば、NSAはワシントンD.C.やニューヨークにあるEU代表部、さらにはブリュッセル(ベルギー)にあるNATO(北大西洋条約機構)本部などを盗聴していた。またスノーデン氏が持ち出した文書のうち、2010年9月に作成されたものには、NSAがスパイ活動の対象とする38ヵ国のリストが記されており、そこには中東諸国などと並んで、フランス、イタリア、ギリシャ、日本、韓国、メキシコ、インド、トルコなど、米国の同盟国も含まれていたという。

 このリストにドイツは含まれていないが、(最初にこの件を報じた)独Spiegel誌の記事を引用した英Guardian紙の記事によれば、欧州諸国の中でNSAが最も激しくスパイ活動をしていたのはドイツに対してであるという。

●"New NSA leaks show how US is bugging its European allies"
The Guardian, 30 June 2013

 NSAはドイツを、中国、イラク、さらにはサウジ・アラビアなどと並ぶ最高度のスパイ活動対象国に分類している(という事実は、恐らく上記2010年9月の文書以外の文書に書かれていたのだろう)。

 同じくSpiegel誌の記事を引用したNHKニュースによれば、NSAはドイツ国内で毎月5億件に上る通話記録など個人情報(発信・受信者、発信場所などの情報)を入手していたという。

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