嘉悦大学ビジネス創造学部生による連続インタビュー企画 【第2回】
民主党・蓮舫参院議員に訊く

(6月21日、参議院議員会館にて)

インタビューアー/ 小島久尚、木下範之
インタビューアー兼カメラマン/ 山本圭祐

【第1回 みんなの党・浅尾慶一郎氏】はこちらをご覧ください。

ネット選挙の解禁と悪質な言動の影響

木下: ネット選挙が解禁となります。蓮舫さんの発信にも、しばしば根拠のない中傷が浴びせられていますが、選挙にネットが活用されることで、こうした悪質な言動が政治に影響を及ぼす心配はありませんか?

蓮舫: 私たちがネット選挙を望んだ大きな理由は、お金のかからない選挙活動が可能になるからです。また、今まで届かなかった若い有権者にも政治家の声が届く。双方向での議論が可能になることで多くの意見が生まれることも大切です。

 私はSNSでは自分の世界を作りたいと考えています。自分に対する意見や意味のある指摘をしてくれる人に対しては、しっかり対応したいです。

 既存メディアでは記者が決められた字数の中、主観で記事を書き、その切り取られた映像や行間が結合され、真相や心理が曲げられた情報が報道される場合があります。でも、メディアを介さないネットの直接的なやり取りは、編集がない。そこに意味があると思うのです。

木下: 自民党の高市政調会長の原発についての発言に対してはどうお考えですか?

蓮舫: あの発言はどう考えても問題発言だと思います。原発再稼動への理解を得るため、直接的に原子力発電の事故で死亡者はいないという言い方でしたが、原発の事故がきっかけで強制避難されたた方や、医療機関が機能しないことで命を落とられた方々が多くいらっしゃる。そうした中であの発言は、ありえない。

 また、維新の会の橋下代表の慰安婦問題についての発言も、まさに国益を損なうものでした。恥じない国家のために、政治家は何を発信していくべきか、しっかり考える必要があります。

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