都議選と国政選挙の相関関係を分析すると見えてきた「自民党73議席、民主8議席」という参議院選挙予測

2013年06月24日(月) 高橋 洋一
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このような歴史をみると、都議選は直後の国政選挙に直結しているといっていいだろう。それを数量的に確認するために、政党がある程度固定化している③、④、⑤について、自民、公明、民主、共産、その他のそれぞれについて、直前の都議選の議席率(=獲得議席数を改選数で割ったもの)を横軸、直後の国政選挙の議席率を縦軸にプロットしたものが、次図だ。

これをみると、直前の都議選の議席率と直後の国政選挙の議席率には、かなりの相関があるといえる。考え見れば当たり前である。

 東京都民の人口は多いので、日本国民の民意をある程度反映している。これは、東京都の民意が国政選挙の民意の原因という因果関係になっているわけではなく、日本国民の民意が、東京都議選にも国政選挙にも同時に反映しているとみるべきだ。

なお、傾向線が直線でないのは、国政選挙では衆院小選挙区や参院一人区があるために、中選挙区中心の都議選より片寄せして大勝ちになる傾向があるからだ。

自民党は過去最高を超えてもおかしくない

いずれにしても、これまでの過去の傾向をみれば、今回の東京都議選の結果から来月の参院選の結果がある程度は推測できる。もっとも政治の一寸先は闇なので、一つの失言で大きく変わりうることもあるのは言うまでもない。

そうした失言などのハプニングがないという前提の上で、参院選の獲得議席数を大胆に予測すれば、自民73、公明14、共産9、民主8、みんな6、維新5とでる。この数字にプラスマイナス5の幅をつければかなりの確率でそこにおさまるだろう。

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