永田町ディープスロート

鳩山さん、それでも総理ですか 

参院選は民主大敗へ田中秀征×田崎史郎

2010年03月23日(火) 週刊現代
週刊現代
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 重大案件を安請け合いする。軽々しく「覚悟」を語る。そのくせ約束が守れなくても反省はしない。というより、間違ったことをしたとさえ思わない。どうしてこんな人が、一国のトップになってしまったのだろう。元経企庁長官の田中氏と時事通信解説委員長・田﨑氏が政治の深層を読む。 

まるであの頃の自民党 

田崎 政権発足(昨年9月16日)から半年が経ちました。予算案が衆院を通過して、本来なら政権も一息つくところですが、支持率は下げ止まらず、沖縄の米軍普天間基地移設問題は政権の命取りになりかねない事態になってきました。 

田中 この先、いい材料は見当たりませんね。参院選が近づくにつれて、むしろ世論はいっそう厳しくなると思いますよ。低落傾向に拍車がかかるんじゃないでしょうか。 

田崎 去年の夏、自民党を懲らしめてやろうという国民の雰囲気が、民主党に300議席以上もの圧倒的勝利をもたらしたわけですよね。それが今や、民主党を懲らしめてやろうという方向にがらりと変わった。 

田中 その原因は、いわゆる政治とカネの問題だと思いますか。 

田崎 鳩山首相はそう言っていますね。もちろん、それもあるでしょう。
  でも、小沢幹事長主導で行われている露骨な利益誘導型の政治、あるいは何事も決めない・決められない鳩山首相の指導力の欠如、さらには小沢幹事長に対してモノを言えない民主党議員のだらしなさ・ひ弱さが、複合した結果だと思います。
  小沢さんの問題に対処する過程でこの三つの要因が噴き出してきて、去年の総選挙で民主党に投票した人たちは期待を裏切られたと感じている。それで、一度懲らしめたほうがいいぞ、と。 

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