黒田博樹(NYヤンキース)が明かした「逆算の配球・握りの秘密」
フライデー

 その握り方は、人差し指と中指をBの縫い目の山に乗せ、ずらした中指と人差し指両方の内側にプレッシャーをかける、というものだ(同・中)。日本でプレーしていたときは、外側からBの縫い目に人差し指の内側をかけ中指の内側でBの縫い目を挟むようにしていた。この握りで投げていると、変化が大きくなってしまうため、改善を加えたのだ。

 日本では黒田の大きな武器のひとつであったフォークだが、こちらも、〝落差はなくても、チェンジアップのような効果があるもの〟にモデルチェンジしている。CとDに第二関節が触れるくらいのところを握り、親指が縫い目のない部分に当たるイメージ、という浅めな握りだという(同・下)。

〈もしかすると、深く挟んだほうが落差が大きくなるかもしれませんが、一方でこの握りは握力を要し、あまり球数を投げられないリスクがあります。先発投手としては、そのリスクは避けたい〉

 スピード、コントロールの安定感が他の球種に比べて劣るため、リスクを避け、なるべくスタミナを使わない〝メジャー仕様〟にしているのだ。