Wharton Japan Report

【Wharton Forum ダイジェスト】
時代の先端を行くビジネススクールは何に注目しているのか?

レポート:本荘修二(コンサルタント)

2013年06月17日(月)
upperline
ウォートン・スクールのディーン(学部長)トーマス・ロバートソン氏  Photo by The Wharton School

取材・執筆: 本荘修二(コンサルタント/多摩大学客員教授)

 世界をリードする経営学大学院Wharton School(ペンシルベニア大学ウォートン・スクール)のグローバル・フォーラムが5月23~25日、東京のパレスホテルで開かれた。約700名の参加者が世界各国から集まり、ウォートンやペンシルベニア大学関係者だけでなく様々な世界のリーダーが登壇し、意見を交わした。

 米国トップクラスの経営大学院が、世界各国持ち回りで、毎年二回この内容と規模でフォーラムを開催しているのは、ウォートン・スクールしか見当たらない。では、その内容はどのようなものか。

議論し学び合い、成長とイノベーションを

 ウォートンというとファイナンスを連想する読者もいるだろうが、本フォーラムで取り上げられた分野は多彩だ。5月24・25日は、この東京開催フォーラムでのテーマ「Vitalization」(活気づける・生気を吹き込むの意)を掲げ、ワールドクラスの刺激的なキーノートやパネル・ディスカッションが行われた。これら定番セッションに加え、マスタークラス、ライフロング・ラーニングなどが開かれた。

 まず、ウォートン・スクールのディーン(学部長)トーマス・ロバートソン氏、そしてウォートン・スクール・オブ・ジャパンの小林陽太郎名誉会長、村津敬介会長が、オープニングと歓迎の言葉とともに、満場の参加者を迎えた。

次ページ  村津氏は、3.11大震災から…
1 2 3 4 5 6 次へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事


underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ