堀潤×古賀茂明対談---3・11後、「高度な政治的判断」という言葉が飛び交った経産省とNHK。ジャーナリズムと報道のあり方それぞれの立場で考える

古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジン---本編の内容

古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジンVol.058(動画版:vol.005)の前半は、橋下大阪市長の慰安婦発言についての古賀茂明さんのコメントを収録しました。後半ではアナウンサー、記者、ディレクターというNHK内では異色の働き方で、様々な現場経験を積んだ堀潤氏と、原発事故後の省内で菅政権に対する不安感を募らせた古賀茂明氏が、原発事故、メディアの現状から今後の課題までの対談模様をお送りしています。

【動画の内容】

1. 橋下大阪市長の慰安婦、沖縄に関する発言(00:00:45ごろ~)
 ・売り言葉に買い言葉を繰り返すメディアと橋下氏
 ・発言の論点を次々にずらす橋下氏の戦略
 ・沖縄に限定し、女性に米軍の性欲の受け入れ係を促すことは奨励されることなのか
 ・橋下氏の「法律で禁止されていないから奨励する」という理論への根本的な違和感
 ・根底にある「価値観」の違いが明らかになった今、みんなと維新の連携はない

2. 成長戦略第2弾について(00:16:30ごろ~)
 ・日本は本当に成長に乗れるのか?という国際社会からの視線
 ・所得倍増計画で本当に農業の競争力が高まるのか
 ・バラマキだけでは、国民にさらなる痛みを与える恐れがある
 ・参院選後、得票のお礼参りのための政策が予想される

3. 堀潤さんと古賀茂明さんとの対談(00:20:06ごろ~)

 ▼【堀潤氏】3・11から原発事故発表までの行動
 ・3・11の夜にNHKのニュースセンターに入ったプルトニウム発生の情報
 ・Twitterを使って報道を続けようと決意した夜
 ・ネット上の速報とテレビの情報にタイムラグと乖離があった
 ・100%の確証がないとテレビでは報道できない。情報にフィルターをかけたNHK

 ▼【古賀茂明氏】3・11から原発事故報道に至るまで
 ・「自分の家族を避難させようと思う」と言ったテレビ局の人間
 ・「メルトダウン発言」をした審議官の更迭報道をテレビで見て、裏のバトルを予測した日
 ・東京電力破綻という言葉を出した瞬間に顔色を変えた経産省職員

 ▼省庁とメディアの現状、そして今後の課題
 ・「高度な政治的判断」という言葉が飛び交った経産省とNHK
 ・言葉にした瞬間から社会的な混乱を招いてしまうという恐怖
 ・本当のことを知りたいという一方で、不安を煽る発言は拒否する同調圧力
 ・NHK先輩記者のニュースでの発言で、放送業界の仕組みを改善するべきだと思った
 ・海外で広がる「オープンジャーナリズム」
 ・高度化する役人の情報操作のテクニック
 ・官僚のレトリックを習得した政治家
 ・原子力規制委員会を権威付けるために改革劇を自作自演する安倍政権

4. 「8bitNews」の活動について(01:03:44ごろ~)
 ・堀潤氏「8bitNews」を立ち上げた理由
 ・一次情報の投稿によって社会制度が変わったという現実
 ・発信者に対して、メディア関係者、ジャーナリストが互いに協力しあう体制
 ・ネットメディアを本格的に稼動させるには法律改正が必須