伊豆シャボテン公園G・SPR社長の告白「山口元代議士支配が続けば会社は破綻する!」

 上場企業の評価(株価)に最も影響を及ぼすのが業績であるのはいうまでもないが、二番目は経営者の情報発信力である。つまり、顔の見える経営---。

 高度経済成長期のように、国全体に勢いがある時は集団の力でいい。しかし、成熟期に入ると、強いリーダーシップが求められる。逆に言えば、「顔の見えない経営」は最低だ。ましてや、何らかの事情で表に出られないよう人間が裏で操っているような企業は、その時点で上場資格を失っているといっていい。

 ジャスダックに上場するソーシャル・エコロジー・プロジェクト(本社・東京都港区 ソーシャル)というレジャー・映像・音楽関連企業グループがある。

 ソーシャルという社名より静岡県伊東市において、伊豆シャボテン公園、伊豆ぐらんぱる公園、伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーとなどを経営する伊豆シャボテン公園グループといった方が、通りがいい。

続く山口元代議士の"裏支配"

 同グループを運営するのはソーシャル傘下の株式会社サボテンパークアンドリゾート(SPR)だが、社長の籠池賢二氏が思い詰めた表情でこう訴える。

 「ソーシャルを支配しているのは、元代議士(元労相)の山口敏夫さんです。2009年11月、株価操縦事件を引き起こして元代表の横濱(豊行)さんが逮捕され、社内が混乱したことがあります。それに乗じて、山口さんは会社経営に口を出すようになった。今では完全に私物化。彼の“裏支配”がこのまま続けば、会社は破綻します」

 伊豆の公園事業は、売上高の90%以上を占める「ドル箱」だ。しかし、山口支配が続くうちに、思いつき事業やファミリー企業の重用、不明朗支出などによって、本業にかなりの悪影響が出ているという。

 籠池氏が続ける。

 「山口さんは政治家であって事業家ではありません。ましてレジャー産業は素人。なのに『千本桜』や『沖縄の花』、幼児の自転車遊びの『キックバイク』やドッグランの『わんわん』などを思いつきで事業化しています」

 話はこれで終わらない。

 「しかも、そこに山口さんのファミリー企業のパラリーガルシステム総合研究所が絡んでいたりします。また、永田町のパレロワイヤルに東京事業所名目で、昨年11月までの約半年ですが、山口さんの事務所家賃や秘書給与を負担していました」

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