経済の死角

反攻へ!フジテレビ亀山千広「5人抜き」新社長の素顔

2013年05月25日(土)
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『踊る大捜査線』シリーズでコンビを組んだ織田裕二と。テレビ局が本格的に映画制作に走る先鞭をつけた

「亀山さんが社長になるという人事の通達があると、すぐに社内は騒然としましたが、おおむね歓迎ムードです。ご本人には、キムタクはじめ多数の芸能人からお祝いのメールが届いたそうです。『まずはいまのフジの雰囲気を変えるのが仕事』と話していました」(フジテレビ社員)

 視聴率低迷に喘ぐフジテレビに、若き新リーダーが誕生する。豊田皓社長(67)の後任に、映画『踊る大捜査線』シリーズを大ヒットに導いた亀山千広常務取締役(56)の昇格が内定したのだ。年長の副社長、専務、常務を〝5人抜き〟する抜擢人事。背景には、ここ数年来の危機的状況があった。

「フジテレビは一昨年、7年間続いた年間視聴率3冠の座を日本テレビに明け渡し、昨年に至っては、それまで歯牙にもかけていなかったテレビ朝日にも抜かれて全時間帯で3位に後退するなど、明るいニュースは皆無でした。そこで、爽やかで〝デキル系〟イメージの亀山氏に浮上を託したと言えるでしょう」(スポーツ紙放送記者)

 亀山氏は '56 年、静岡県三島市生まれ。早大政経学部を経て '80 年にフジ入社。最高視聴率36・7%を記録したドラマ『ロングバケーション』やアニメ『タッチ』などをプロデュースすると、ドラマ『若者のすべて』では木村拓哉に初めてシリアスな役を与えて新境地を開拓させるなど、社内外で評価を高める。

「あのジャニーズも亀山さんには信頼を寄せています。プレゼン能力が抜群なので、役者や事務所関係者に期待感を抱かせるんです。特に短いスピーチが達者で『3分以内のスピーチでは局内No.1』と言われています」(前出・社員)

次ページ  後に、ドラマを映画化する手法…
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