外交に悪影響をもたらす猪瀬知事の発言。国際社会からの日本へのダメージを減らすには知事辞職しかない
佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」質疑応答より

質問:猪瀬知事のトルコ・イスタンブール批判問題についての見解を教えてください

 東京都の猪瀬直樹猪瀬が米ニューヨーク・タイムズ紙の2020年五輪招致に関するインタビューで、トルコ・イスタンブール批判ととれる発言をしたとされる問題についてお伺いします。この問題について、先生はどのように見ていらっしゃるのかを教えて下さい。また、猪瀬知事の発言がニューヨーク・タイムズ紙紙面に載って問題になってしまった後の対応として、どうするのが望ましいとお考えでしょうか? 先生の御見解を教えて下さい。(SN)

【佐藤優さんの回答】 猪瀬直樹知事の発言は、イスタンブール批判にとどまらず、イスラーム世界全体を誹謗中傷するもので、この点については、前号の分析メモNo.30「イスラームをめぐる猪瀬直樹・東京都知事の発言」で詳しく説明しました。

 過ちを犯したら、謝罪して、ダメージを局限化する必要があります。しかし、本件は猪瀬氏の偏見に起因するものなので、何が問題だったのかを同氏は未だに理解できていないように思えます。それですから、対処方針が立てられないというのが、率直な私の見立てです。

 こういう人は公職から去るというのが、最良の処方箋です。外交や国際問題で、猪瀬氏は今後も同種の過ちを犯すと思います。

この続きは、プレミアム会員になるとご覧いただけます。
現代ビジネスプレミアム会員になれば、
過去の記事がすべて読み放題!
無料1ヶ月お試しキャンペーン実施中
すでに会員の方はこちら