カイジ「命より重い!」お金の話
【第7回】カイジに学ぶ"勝てる投資"とは?


漫画『賭博黙示録 カイジ』とは?

自堕落な日々を過ごす主人公、伊藤開司(いとう・かいじ)。そのカイジが多額の借金を抱えたことをきっかけに「帝愛グループ」をはじめとする黒幕との戦いに挑んでいく大人気漫画。命がけのギャンブルを通じて、勝負師としての才能を発揮するカイジだが、その運命は果たして・・・。

(作者:福本伸行 講談社『週刊ヤングマガジン』で1996年11月号~1999年36号まで連載された作品)


【第6回】はこちらをご覧ください。

 世の中は、アベノミクスに踊っています。日経平均も15,000円を超え、株やFXを扱った投資雑誌も完売御礼状態のようです。これまで長らく株安に悩まされてきた全国の投資家たちが、溜まったストレスを発散するかのように株式投資、FXを手掛けている。ぼくにはそのように思えます。

 日本経済の流れからいうと、これから先、多くの人の給料は減っていきます。これは時代の流れで、避けることは難しいと思います。「給料が減る分、他の方法で稼ごう」と考える人も増えるでしょうし、そういう人向けのサービスや商品も多くなっていくことが予想されます。

 「自分には、投資なんて関係ない」と思う人もいるかもしれませんが、サービスや商品が多くなり、市場が広がると、自ずとあなたも投資に関する情報に接触する機会が増えていきます。

 インターネット広告やテレビCMでも「不動産投資」「いまこそFX!」「これからは海外投資!」などといった、投資業者の広告を頻繁に目にするようになりました。

 これまで投資に興味がなかった人も、こう何度も何度も繰り返し「投資」と言われると「ちょっとやってみようかな」という気持ちになるかもしれません。

 けれど、知識なしで投資をはじめることほど危険なことはありません。投資は、その道のプロでさえ失敗が日常茶飯事なのですから、素人が昨日今日はじめて、いきなりうまくいくものではないのです。

カイジのギャンブルから学ぶ"勝負"の世界

 漫画『カイジ』の中には、直接的に"投資"は出てきません。

 描かれているのは"ギャンブル"です。カードゲーム(じゃんけん)、Eカード、くじ、チンチロ、パチンコ・・・。すべてギャンブルです。

 ただ、ギャンブルと投資はある一面では非常によく似ています。株、投資信託、FX、債券取引、不動産。様々な種類があり、儲けるためにはそれぞれについての知識が必要です。

 しかし、その根本の構造は共通です。「1円の支出に対して1円以上のリターンで稼ぐ」ということです。そしてこの構造は、ギャンブルも同じです。

 ですから、カイジがどのようなギャンブルを選び、どのように勝負していくのかを分析することで、お金を増やすために必要な、根本的な考え方、選ぶべき投資、絶対にやってはいけない投資、などが見えてきます。「カイジに学ぶ投資の選び方講座」といったところでしょうか。

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