佐藤優さんに質問「知識を深めたく大学進学を考えています。放送大学が候補なのですが、教育レベルはどれくらいですか?」
佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol.013 質疑応答より
【佐藤優直伝「インテリジェンスの教室」Vol.013 目次】
―第1部― インテリジェンス・レポート
 ■分析メモ(No.29)「日露首脳会談に対する評価」
 ■分析メモ(No.30)「イスラームをめぐる猪瀬直樹・東京都知事の発言」
―第2部― 読書ノート
 ■読書ノート(No.33)『宗教について 宗教を侮蔑する教養人のための講話』
 ■読書ノート(No.34)「中華世界 その求心力と遠心力」
 ■読書ノート(No.35)『涙と花札――韓流と日流のあいだで』
―第3部― 質疑応答
―第4部― 文化放送「くにまるジャパン」発言録
―第5部― 佐藤優さんの今後の予定(6月上旬まで)

質問:和田秀樹先生の「受験は要領」「数学は暗記」という考え方をどのように思いますか?

 佐藤さんの『子どもの教養の育て方』を読んで、受験勉強の大切さを改めて認識することができました。受験業界では、精神科医の和田秀樹さんの本がベストセラーとなっています。和田さんの「受験は要領」や「数学は暗記」という考え方に対して、佐藤さんはどのような見方をされておりますでしょうか?(匿名希望)

【佐藤優さんの回答】 和田秀樹先生のアプローチは、基本的に正しいと思います。高校レベル(大学入試を含む)の勉強においては、まず、知識を正確に定着させることが重要です。これは数学を含めすべての科目(ただし、体育、音楽、美術、工芸は別です)について言えることです。そのために暗記は、いちばんの早道です。暗記なくして理解はありません。最近の日本の教育は、大学レベルを含め、暗記を軽視しているように思えます。暗記の訓練をしていると、記憶力も向上します。社会人になってからも、記憶力のよい人は、効率的に仕事を行うことができます。

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