海外資金の流入が続く日本株市場は既にバブルの入口に!?
〔PHOTO〕gettyimages

 4月に入っても、海外投資家の日本株買いの動きは続いており、当面、そうした投資行動に大きな変化はないだろう。日本の株式市場で取引高の約半分を占める海外投資家の積極姿勢に変化がなければ、今後もわが国の株式市場は堅調な展開になるはずだ。

 海外投資家の積極的な日本株買いの背景には、彼らの日本経済に対する強気の見方がある。短期売買を得意とするヘッジファンドのマネジャー連中にヒアリングしても、日銀の"異次元の金融緩和策"に裏打ちされた景気回復に自信を深めていることが分る。

世界で最も堅調なわが国の株式市場

 足許の世界主要国の株式市場を見回すと、わが国の株式市場が最も堅調な展開を続けている。日経平均株価を見ても、4月に入ってから既に12%以上(4月25日現在)の上昇幅を示している。

 これだけ上昇すると、ファンドマネジャーとしても日本株の保有比率を引き上げざるを得ない。日本株の保有比率が低いと、世界の株式インデックスの上昇に負けてしまうからだ。特に、短期売買を得意とするヘッジファンドなどには、日本株の上昇は有効な収益チャンスに見えていることだろう。

 堅調な株式市場を支えているのは日銀の"異次元の金融緩和策"なのだが、それに加えて、円安傾向が定着していることが見逃せない要素となっている。円安の定着で、主力輸出企業の収益は大幅に改善すると見られ、それが、株式市場を支える重要な役割を果たしている。

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