繁田奈歩インフォブリッジグループ代表「インド市場と日本企業の懸け橋となりアジアの未来を創造する」

本連載では日本に限らず世界で活躍する女性起業家を紹介します。第三回は、インドを中心にアジアでの市場調査やマーケティング企画を手掛けるインフォブリッジグループの繁田奈歩社長の登場です。

インフォブリッジグループ
代表・繁田奈歩さん (
@nshigeta
1975年、愛知県岡崎市生まれ。東京大学時代に学校にも行かずインドを放浪し、旅行会社を作る。学生時代からオンライン調査のベンチャー企業インフォプラントの起ち上げに加わる。同社役員となり、中国子会社を立ち上げる。同社が買収されたのを機に独立し、インフォブリッジを設立。現在はインドを中心としたアジア各国でマーケティングリサーチ&コンサルティング事業を展開中。インド・デリー在住。

人が行かないところに行くから面白い

 日系企業を顧客に、主にインドでの市場調査や事業企画を手掛けています。いまはインドのデリーを拠点として、月に一回ほど日本に来ています。グループの持株会社インフォブリッジホールディングスの代表と、顧客企業の営業・サポートを行う(株)インフォブリッジマーケティング&プロモーションズ、インドでの調査以外の業務を担うINFOBRIDGE INDIAの社長を兼務しています。2008年に出資したインドの市場調査会社Market Xcel Data Matrixがリサーチ業務を担当しています。また、日本のクロスコープと合弁でデリーにレンタルオフィスを開きました

 中国にいる日本人は何万人単位ですが、インドにはまだ5千人ぐらいしかいません。日本人や日本企業をターゲットとした市場はまだ大きくありません。中国には我々のような市場調査やマーケティングの会社は珍しくありませんが、インドにはないんです。

 インドはまだあと何年かは面白い。インドでは、固定電話をとばして携帯電話に行ったり、クレジットカードをとばしてデビットカードに行ったり、とにかく市場の進化がユニークなんです。だからこそ、チャンスがいっぱいあります。お金を出してくれる人さえいたら、やりたいアイデアは具体的にたくさんありますよ。

 私は、人が行かないとこに行く。企業がこれから出て行くような場所が面白いと思います。

 人がやらないことをやるのが、ベンチャーの定石。それを国の規模で捉え、成長し変化する市場にパイオニアとして取り組み続ける起業家は、いそうでなかなかいない。

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