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作家・万城目学さん絶賛で大人気
イブラヒモビッチ(自伝)の「オレ様」点取り語録

2013年04月20日(土) フライデー
friday
チャンピオンズリーグ準々決勝で古巣バルサと対戦。同点弾を決めてガッツポーズ。「オレがズラタンだ!〔PHOTO〕gettyimages

「オレはキレたプレーをするために怒り狂ってないといけない。吠えてハチャメチャになってないとダメなんだよ」

 世界的ストライカーにして究極の「オレ様」気質、ズラタン・イブラヒモビッチ(31・パリ・サンジェルマン)。スウェーデンきっての「悪童」として知られる彼の語録と哲学が詰まった自伝『I AM ZLATAN』が、注目を浴びている。

 火つけ役は意外なところにいた。 '06 年に『鴨川ホルモー』で衝撃的なデビューを飾り、現在エッセイ『ザ・万字固め』が発売中の人気作家、万城目学氏だ。

 3月に放送されたテレビ番組で、万城目氏が本書を「簡単な言葉と短いセンテンスで、伝えたいことを的確に表現する。一級の外国文学」と絶賛、強いチームには自伝に書かれる「勝者のメンタリティ」が必要と語り、中村俊輔が「読みます」と応じた。すると、たちまち品切れ状態となってしまったのだ。

 今でこそ、年俸(推定)1100万ポンド(約16億5000万円)の億万長者となったが、ズラタンはスウェーデン・マルメにあるスラム街の出身。少年時代は自転車泥棒が日常だった。

「俺はいつも盗んだ場所から離れたところに停めるようにしてた。前の持ち主が通りかかったら見つかっちまうからな。それがプロの泥棒のやり口ってもんだ」

 本書で、いきなりこう自慢しているズラタン。実に始末が悪い。で、大人になって成長しているかと思いきや・・・・・。

「オレは生活がつまらなくなったときは気が狂ったように運転するのさ。時速325km出してパトカーをまきながらポルシェをぶっ飛ばしたり、今考えてもゾッとするほど無謀なことを何度もしでかした」

 カネ持ちになって、悪童っぷりにかえって磨きがかかってるって!

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