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ITトレンド・セレクト
2013年04月18日(木) 小林 雅一

グーグルや百度が注力する「ディープ・ラーニング」とは何か?

 ディープ・ラーニングはそうした音声や画像などのパターン認識以外にも、新薬の開発にも応用され、素晴らしい成果を上げている。その肝であるスパース・コーディングは、世界の最先端を走る神経科学者達が提唱した、視覚や聴覚、味覚など人間の様々な認知機構に通底する普遍的アルゴリズムに基づいている。このため、ディープ・ラーニングの応用範囲は今以上に広がっていく可能性が高い。

 エレクトロニクスをはじめとする日本メーカーは、1980年代に産官学共同のAI開発プロジェクト「第5世代コンピュータ計画」で大した成果を上げられなかったため、AI分野にはいまだに及び腰という印象を受ける。

 しかしディープ・ラーニングのようなAI技術は、実は今、本当にブレークする段階に差し掛かっている。ここで日本企業がグーグルや百度などに水を開けられると、今後、挽回は不可能かもしれない。今こそ思い切って、こうしたAI分野へと研究開発資源を投入する必要があろう。

 

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