新霞が関人脈 伊原北米局長は京都教育大付の卒業生 京都府(下)

 京都の2回目は経済産業省と外務省、財務省、総務省の出身官僚を紹介する。この4省でも私立洛星高の出身者が多いのが特徴だ。

鈴木英夫氏 経産省

 経産省では、産業技術環境局長の鈴木英夫氏(京大法81年通産省、写真)が洛星の卒業生だ。「英語のシナリオリーディングコンテストの関西地区大会で主演男優賞をもらったことと、卒業式で総代を務めたことが思い出深い」と話す。

 北海道経済産業局長の増山寿一氏(東大法85年通産省)、貿易経済協力局通商金融・経済協力課長の森清氏(東大法86年通産省)、国際協力銀行執行役員に出向している柚原一夫氏(東大法82年通産省)、通商政策局通商交渉官の飯田圭哉氏(東大経85年通産省)、商務情報政策局生活文化創造産業課長の岸本道弘氏(東大法89年通産省)、中小企業庁新事業促進課長の由良英雄氏(東大法89年通産省)、内閣官房情報通信技術担当参事官の有倉陽司氏(京大院工91年通産省)、東北大未来科学技術共同研究センター教授に出向中の竹上嗣郎氏(京大院工92年通産省)がいずれも洛星の卒業生で、出身者が同省でも一大人脈を築いている。

 商務情報政策局商務流通保安グループ参事官の木村陽一氏(京大法86年通産省)と原子力規制庁審議官の山本哲也氏(早大院理工84年通産省)は私立同志社高を出た。同志社の前身の旧制中学からはノーベル物理学賞を受賞した物理学者の江崎玲於奈氏が出ている。資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力市場整備課長の片岡宏一郎氏(京大法92年通産省)は私立立命館高を卒業している。四国経済産業局長の獅山有邦氏(京大院工83年通産省)は府立鴨沂高卒で、「校名は鴨川のほとりという意味」と話す。

伊原純一氏 外務省

 外務省では、安倍晋三首相の秘書官を務める鈴木浩氏(東大法85年外務省)は、鈴木英夫氏の実弟で洛星OBだ。北米局長の伊原純一氏(京大法79年外務省、写真)は国立京都教育大付属高を出ている。総合外交政策局総務課長の岡野正敬氏(東大法87年外務省)は洛星の卒業生だ。

 財務省では、財務総合政策研究所長から理財局長になった林信光氏(東大法80年大蔵省)と関税局総務課長の岸本浩氏(東大法85年大蔵省)、理財局財政投融資総括課長の谷内繁氏(東大法86年大蔵省)が洛星を出ている。国税庁次長の西村善嗣氏(京大法80年大蔵省)は大阪府の国立大阪教育大付属高天王寺校舎卒で、京都市から通った。前国税庁国税不服審判所次長の知原信良氏(東大経78年大蔵省)は洛星を出ている。前大阪税関長で日本貿易振興機構理事の吉村宗一氏(京大経79年大蔵省)は京都教育大付を出ている。