タクシー会社元社長(東京エムケイ・青木政明氏)「ドライバーに後部座席から暴行」映像

2013年04月15日(月) フライデー

フライデー経済の死角

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東京エムケイ元社長の青木氏。父親は'60年に京都のタクシー会社『エムケイ』を創業した青木定雄氏だ。「機嫌が悪いと会議中でも部屋の壁を蹴り、よく大きな穴を開けています」(東京エムケイ関係者)

 A氏は全治2週間の頸椎捻挫、腰部挫傷と診断され自宅療養。その間にうつ病も患い、約1ヵ月にわたり欠勤を余儀なくされた。現在も勤務の合間に通院しているが、完治のメドは立っていない。

 青木氏は私用でタクシーを呼び出しながら、運転手に悪態をつくこともあったという。別のドライバーB氏が語る。

「私が無線で会社にいた青木社長を迎えに行くよう指示されたのは、 '11年8月の夜7時ごろです。社長に電話すると『5分で来い!』とのこと。信号などに捕まり10分ほどで会社に到着すると、『遅いんじゃ、アホ! お前、アホちゃうか』と怒鳴りながら乗り込んできます。その後、青木社長は、六本木で若い女性を同乗させました。社長は独身でおそらくデートだったのでしょうが、二人を降ろすまで暴言は15分以上止まりません。『低能すぎる、お前。すべてが二流や。頭の構造が俺には考えられんわ!』と」

 以前にも青木氏の運転チェックを受けたことのあるB氏は、翌日から抑うつ感が強くなり、2ヵ月ほどの休職に追い込まれた。B氏によると同社の大半のドライバーは一度や二度は、理不尽な運転チェックを受けている。機嫌が悪い時の青木氏の言動は辛辣で、それを苦に多い時には月に10人ほどが退職したという。

 虐げられ続けてきたドライバーたちが立ち上がったのは、一昨年11月のことだ。暴行を受けた従業員ら5人が、約2300万円の損害賠償を求め青木氏を提訴。その直前に青木氏は社長を辞職し、今年3月25日には東京地裁で500万円の賠償命令が出たのである。だが同社の関係者によると「青木氏は、現在でも〝顧問〟と称して会社に出入りしています。復帰したら、また暴行を繰り返すでしょう」と眉をひそめる。

 青木氏は東京エムケイのホームページを通じて地裁の判決に対し控訴しないと発表しているが、我が物顔で会社に出入りする元暴力オーナーに、ドライバーたちは戦々恐々としている。

「フライデー」2013年4月19日号より

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