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ホリエモン(仮釈放)「30㎏激ヤセと和田アキ子からの電話」
ヘルスメーターに乗って両腕を伸ばし、体重と体脂肪率の測定結果を待つホリエモン。はたしてその数値は!?〔PHOTO〕村上庄吾

「昨日は久しぶりにぐっすり眠れましたよ」

 旧ライブドアの粉飾決算事件で、旧証券取引法違反による懲役2年6ヵ月の実刑判決を受け、1年9ヵ月に及ぶ獄中生活を送っていた〝ホリエモン〟こと、堀江貴文(40)同社元社長。出所間もない取材当日の3月31日にこの発言とは、早速ハードスケジュールをこなしているからかと思いきや、どうやら理由はそれだけではなかったようだ。

「出所当日の夜(3月27日)は、やはり飲みに行きました。最初にビールで、それからシャンパンと……。久しぶりの酒です。ただ、飲んでいるうちに二日酔いのように頭が痛くなってその日は結局、1時間くらいしか寝られなかったんですよ。その次の日も、翌朝が早かったから12時半くらいに寝たんです。『3時間寝れれば大丈夫だろう』と思っていたんですが、これが甘かった……」

 ホリエモンを目覚めさせたのは、一人の〝大物〟からの電話だった。

「気づいたら携帯がガンガン鳴っていて。『うわっ遅刻した!?』と思って飛び起きて出たんですよ。すると『……オイッ』って野太い声が聞こえて……。着信名見たら『和田アキ子』。時計を見るとまだ夜中の1時でした。アッコさんはベロベロに酔っ払っていて、完全にクダ巻いてましたね。ロレツも回っていなくて、『おめでとうでいいんか!? なぁ、いいんか!? なぁ!?』とずっと言ってました。それに対して『大丈夫っス!』というやりとりを、10回くらいして……。出所直後は、忙しくてアッコさんには電話できなかったんですよね。寝ぼけまなこでアッコさんの声を聞き続けていましたね」

着衣の状態でも68・3kg! 他にも体脂肪率17・3%、体内年齢に至ってはマイナス4歳の結果を記録

 よほど眠かったであろうホリエモンも、電話を切りたい気持ちをグッと堪えて、そのまま20分近く話し続けたという。

暴れる放火犯の拳が当たって

 服役中は、刑務所内でも最も過酷と言われる衛生係の仕事に就いていた。高齢者や障害を持った受刑者の世話をする仕事である。

「僕と同い年の放火犯がいたんですね。その人は普段の生活が車イスだったので、着替えや入浴を全部手伝ってあげていたんです。でもとにかく性格が細かった。ある日些細なことで軽い言い合いになったんです。するといきなりキレられて……。暴れた手が顔に思いっきり当たって、それが原因で数日後にインプラントの歯が取れちゃったんですよ」

本人曰く「一番太っていた」という収監直前の '11 年5月末時のホリエモン。当時から30kg減を宣言していた〔PHOTO〕鬼怒川 毅

 こうしたトラブルにも見舞われながら、日中は「ほとんど動きっぱなしだった」というホリエモン。一日300回やっていたという腕立て伏せや、毎日のランニングにスクワットと、ストイックに続けた運動の成果もあって、入所直前には96㎏あった体重が〝自然と〟写真の通り60㎏台まで落ちていったという。

「刑務所の中の生活は健康的だったけど、理不尽なことばっかでした。シャバの会社だったらソッコーで辞めてますよ」

 服役中も継続していた月額840円のメルマガは、読者が1万人以上。単純計算で年間一億円以上の売り上げである。

「今回の出所が話題になって、また会員が2~3000人増えています。それでも満足していないですし、読者を増やすためにいろいろなことをやろうと思っています。ネットの生放送を絡めて、報道番組の〝自分版〟みたいなものもやってみたい。多くの人はテレビニュースを見ていてストレスを感じていると思うんですよね。芸能ニュースなんかは雑誌のコピペですし。ニュースの一次情報源をちゃんと取材しているのって雑誌です。我々にそれをやるノウハウはないですが、代わりにそれらの情報を掘り下げたり選別したりして、より多くのところに発信するといったコラボも面白いかもしれない。その時は『FRIDAY』さんもぜひ、いかがですか?」

 次から次へとアイディアを語るホリエモンに、ブランクは存在しない。〝行き急ぐ男〟が、再び動き出した―。

「フライデー」2013年4月19日号より

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