『「魅せる声」のつくり方』
3大新理論があなたの印象を変える
篠原さなえ=著

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プロの常識を破る画期的新理論!

 声に自信をつけたいすべての人に贈る、これまでどの指導者も教えなかった「本当に声がよくなる」3大新理論!

 発声を劇的に変える「笑うツボ」「舌の反り」、滑舌に問題を起こす最大の原因「前位舌」、これらを知れば、生涯を通じてあなたの声はあなたの強力なパートナーになります。さらに「鼻濁音」「無声化」「アクセント」では日本語表現の豊かさ、奥深さをも追求し、「魅せる声」のメカニズムを解明!

プロローグ

あなたの印象は「声」で変わる

 人が人を判断するとき、その人の内面まではなかなか見通せないものです。そこで、大きくものを言うのが「印象」です。

 では「印象がよい人」とは、どんな人でしょう?

 もちろん、顔やスタイル、髪型、服の着こなしや身につけているものなどの「見た目」の印象は重要でしょう。しかし、みなさんはあまり気にしたことがないかもしれませんが、耳によって伝わる「声」のよしあしも、その人の印象を大きく左右するのです。

「耳をそばだてなければ聞き取れない、か細い声」「口の中にこもった不明瞭な声」「寝起きのような、かすれた声」「舌足らずで甘えたような声」……もしあなたがこのような声だったら、どんなに見た目がすてきでも、しゃべりだしたとたん相手にがっかりされてしまいます。ビジネスの現場で、スピーチや研究発表などの場で、「声の印象」がよい人とは評価に大きな差がついてしまうはずです。それどころか、あなたの能力や人格そのものへの不信感にもつながりかねません。

 では「印象がよい声」とは、どのような声でしょうか。

 面接試験やプレゼンテーションに臨むのであれば「伝わりやすい、明るく元気な声」が、あなたの好感度を大きく上げることでしょう。上司に自分の考えを聞いてほしいとき、あるいは部下のあやまちを諭すときには「揺るぎない、説得力のある声」で話せば、真剣に耳を傾けてくれるはずです。恋人への思いを打ち明けるなら「響きのよい、ツヤのある声」によって、あなたの言葉は相手の心に届きやすくなるに違いありません。

 もし場合に応じたこれらの声を手に入れることができれば、これまでのあなたの印象はガラリと変わります。「印象がよい声」とは、相手にあなたに対する信頼感を与え「この人は真剣に何かを伝えようとしてくれている」と思わせる、コミュニケーションには欠かせないツールなのです。

 そのことを、もっと多くの人に知ってほしい。そして「印象がよい声」を一人でも多くの人に、自分のものにしてほしい。本書を著した最大の目的はそこにあります。