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『元素111の新知識 第2版増補版』
引いて重宝、読んでおもしろい
桜井弘=編

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元素解説の決定版! 本書の三大特長

1 エピソード満載! 誰でも気軽に読めるおもしろさ。
2 無味乾燥な化合物の列挙、表面的な知識の羅列を避け、
  なぜその元素がそういう性質をもつのか、なぜそのような用途に使われるのかを、
  やさしく、深く掘り下げて解説。
3 生命と元素の関わりというこれまでにない視点を加え、
  謎につつまれた生体内微量元素の働きについて最新知見を紹介。

 月刊文藝春秋21世紀図書館[立花隆選の100冊]に選出された定番ロングセラーに「112~118番元素」と「新元素の展望」を加えた増補版

はじめに(第2版増補版)

 本書の「第1版」は一九九七年に出版され、111種の元素の個性を楽しむ本として好評を得た。その後、各元素の新しい性質や用途が続々と見つかり、これらをできる限り取り入れて、二〇〇九年に「第2版」を出版した。しかし、研究の進展は留まるところを知らず、現在までに112番以降、118番元素までが発見され、そのうち三種の新元素の正式名称が次のように決められている。112番元素はコペルニクスにちなんでコペルニシウム(Cn)、114番元素はロシアの核物理学者フレロフにちなんでフレロビウム(Fl)、116番元素はアメリカのローレンス・リバモア国立研究所の所在地リバモアにちなんでリバモリウム(Lv)である。

 本書は、「第2版増補版」として、112番~118番元素の詳しい解説を加えるとともに、今後の新元素探索と119番以降の元素について、その展望を新たに記述したものである。1番~111番元素についても、「第2版」出版後に得られた新知見などを補筆してある。また、二〇一一年三月には福島第一原子力発電所事故が起こり、多量の放射性元素が大気中に放出された。この事故についてもコラムを追加した。

 ここ数年、多くの元素の名前が日々の生活の中に飛び込んでくるようになった。レアアース元素、放射性元素、原子時計のセシウム、ストロンチウム、イッテルビウムなど、科学のみならず政治や経済までもが元素と関係していることが見てとれる。「元素を知ること」は「世界を見ること」につながってきた。本書を活用され、世界とつながっていただくことを期待する。

編者 桜井弘(さくらい・ひろし)
1942年、京都市生まれ。京都大学大学院薬学研究科博士課程修了。京都薬科大学名誉教授。専門は代謝分析学・生命錯体化学。
『元素111の新知識 第2版増補版』
引いて重宝、読んでおもしろい

編者:桜井弘

発行年月日:2013/02/20
ページ数:494
シリーズ通巻番号:B1805

定価(税込):1,313円 ⇒本を購入する(Amazon)


 
(前書きおよび著者情報は2013年2月20日現在のものです)