「僕は寂しがり屋なんでしょうか」家入一真さん【第3回】
「ネット世界の自分に軸足を置けば、辛い思いをせずにすむ人もいます」

[左]米田智彦さん(フリーエディター)、[右]家入一真 さん(Liverty代表、連続起業家/クリエイター)

【第2回】はこちらをご覧ください。

次々と「場所」を残しながら生きている

米田: 実は、今日の対談前に家入さんの本を読みながら、「これは結構マズいな」と思ってたんですよ。自分の本で書いてることと似てて(苦笑)。

 いや、似てるというのは違うな。シンクロニシティというか、なんか意識を共有している部分があったというか。

家入: もしかしたら、この本の幾分かは、Twitterとかで米田さんの発言を見て、知らないうちに自分の言葉になっちゃってたのかもしれない。

米田: いや、それは絶対にないと思います(笑)。あと、家入さんは「自分をコンテンツ化すること」なんてことも書かれていて、それにもすごく共感しました。

家入: それって、やっぱり米田さんの方が実践してきたことですもんね。

米田: あとは、家入さんって「自分の居場所」を作ることにすごいこだわりがあるんだなと思いました。「自分たちの居場所」かもしれませんけど。

家入: 究極を言うと、「自分の居場所」ですね。

僕らの時代のライフデザイン
著者: 米田智彦
ダイヤモンド社 / 定価1,575円(税込み)

◎内容紹介◎

近年、働き方や暮らし方が多様化するにつれて、多くの人が自分なりの人生をデザインし始めています。パラレルキャリア、コワーキング、独自の経済圏、DIYリノベーション、デュアルライフ、海外移住・・・。こうした働き方・暮らし方を一部の著名人、経済的成功者だけのものだと思っていないでしょうか? 実は、日本にもすでに多くのライフデザイナーたちが存在します。人生は「選択」と「意志」次第で、いくらでも自由に設計することができるのです。家やオフィス、家財道具を持たずに旅しながら暮らす生活実験プロジェクト「ノマド・トーキョー」から見えてきた、新時代の働き方・暮らし方とは。

米田: その自分の居場所を作るというのは、ビジネスという意味ではないですよね? とすると、何なんでしょう?

家入: きっと、寂しがり屋なんでしょうかね。かといって、いつも人と一緒にいたいわけじゃないし。一生、誰かと一緒にいたいってわけでもないんですよ。

 そのとき作った場所が、会社だったり、Livertyみたいな形だったり、あるいは飲み友達だったり・・・。いろんな形がありますけど、結局、僕は途中で飽きて、どんどん出て行っちゃうんです。

 結果として、会社みたいに継続的に残っていくものって、僕がいなくなっても回るわけじゃないですか。若干、自分でも寂しい思いがあるんですけど、僕自身もどんどん変わっていく。自分が変わるタイミングで、どんどん新しい場所を作ってそこに行っちゃう。その中で、今までCAMPFIREとかLivertyとかが残ってきているんだなぁって思います。

 「場所を残しながら生きてるなぁ」みたいな。ゲリラ的に開拓しながらというか・・・。そんな感じではありますね。

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