岡田彰布が太鼓判「藤浪は開幕 したらさらに化けるで」
フライデー
「今の阪神は先発投手不足。それは藤浪にとって幸運よ」と語る岡田氏

―中西清起投手コーチは藤浪への指導について「かわすような投球はさせない」「クイックは無用」と語っています。

「大きく育てるってことやろ。でもな、最低限のことはやらなイカンよ。中西は俺には『藤浪の思うようにやらせます』って言っとった。だから俺は『フォームはいじってもええ』って言うたんよ。これがバッターやったら別よ。これまでの自分のやり方で一回やらせてみて『これじゃ打てん』となってからでないと、いじったらアカン。でもピッチャーの場合はブルペンで見てるんやから分かるやろ。直すべきところは直さなイカンよ」

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―ローテ投手になるとシーズン通しての活躍も求められます。

「それについては〝周期〟があるからな。高校、大学、社会人を経験してきた選手すべてに、それぞれやってきた周期があるねん。例えば、去年東洋大からロッテに入った藤岡(貴裕)は4年間、春と秋のリーグ戦にあわせて調整してきた。そんでプロに入って開幕当初はそこそこ好投してたけど、2ヵ月したらアカンようになったやろ。社会人上がりでいうと、大阪ガスから阪神に入った能見(篤史)もそうや。当時監督やった俺は開幕3戦目から使ったんよ。せやけど、6月に入った途端にボールがちっとも走らんようになった。

 そんで、大阪ガスの監督に電話したら『ここ3年間、6月は投げてない』って言う。6月はミニキャンプを張る時期で投手はノースローだったんよ。そういう身についた1年の周期ゆうもんが選手それぞれにあって、首脳陣はそれを把握せんとイカン。どうしても体調が落ちる時期は来るんやから、そしたら二軍に落としてやるとかな」

―藤浪の先発起用は、当面は日曜日に固定すると首脳陣が明かしています。

「ええと思うで。俺が監督でもそうするわ。しばらくは5~6回を投げ切るのをメドにするべきやけど、そうすると中継ぎ投手の負担が増えるから、日曜がベストやねん。月曜日は試合がないやろ。監督なら誰だって、連戦中はなるべく中継ぎを使いたくない。俺が監督の時は、下柳(剛)とかは6連戦のアタマは絶対に投げさせんかったよ(笑)。あとな、日曜って、たいがいデーゲームやろ。藤浪はまだナイターに馴れてへんやろうし、その意味でも日曜は良いことずくめよ」