Digital Experience! TOP>現代ビジネス>ITトレンド・セレクト
ITトレンド・セレクト
2013年03月28日(木) 小林 雅一

ブームを迎える無人航空機(Drone): その利用と規制の現状

 現在の無人航空機は丁度、1980年代初頭のパソコンと同じフェーズにあると言われる。つまり、いずれ一大産業になることは確実だが、それが今後、どのように発展し、どう使われるようになるか? また、その過程で、どんな問題が発生するか? これらは正直、まだハッキリとは分からない。

 そうした中、日本でも無人航空機の利用は徐々に進んでいる。東日本大震災の被災地では、空気中の放射線量を計測するために外国製の無人機が使われた。これを経て、陸上自衛隊は米ボーイング製の無人偵察機「スキャン・イーグル」を複数機、購入したと見られる。

 また、セキュリティ事業を手掛けるセコムは昨年12月、店舗や工場内の不審者を見つけて追跡する、自律型の小型飛行監視ロボットを開発した。2014年には、これを有償で貸し出すビジネスを開始する予定という。さらに幾つかの大学でも、上空からの火山観察など、主に調査目的で無人機が導入されている。

 日本では恐らく、米国以上にプライバシーや安全性に対する議論が過熱しそうだ。とは言え、頭ごなしに厳しい規制をかけるのではなく、関係各界やユーザーなどの意見を聞いた上での適切な対応が求められるだろう。

previous page
5
  • PR
  • PR
新着記事
MORE
BackNumber
MORE
ArticleRanking