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消費税アップ直前集中レポートマンション買っていい駅1
「飯田橋駅」は、本当に価値が落ちないのか?

手前のタワーは千代田区が進める飯田橋駅西口地区再開発事業の商業棟。奥が『パークコート千代田富士見ザタワー』になる〔PHOTO〕蓮尾真司

 かつての花街の面影を残す東京・神楽坂を、JR飯田橋駅方面に向かって下っていく。すると、クレーンが2本、角のように突き出した巨大なビルの鉄骨が目に飛び込んでくる。お堀端に建設中のタワーマンションをふくむ再開発地区だ。ここに限らず、飯田橋駅近辺の千代田区富士見地区を中心に、高級マンションの建設が相次ぎ、話題を呼んでいる。

「千代田区はもともと文教地区ですが、同区が進める再開発のモデル地区で、野村不動産や三井不動産など大手が続々と建てている。昨年販売された住友商事の物件は、7000万円~1億円以上と高額なのに即日完売。来年4月から消費税増税(8%)になった場合でも、今年9月いっぱいまでの契約なら、5%の消費税で済む可能性があるので、いまがチャンスです。アベノミクスによる今後の地価の高騰も予想され、飯田橋の高級マンション戦争は、ヒートアップしそうです」(大手不動産関係者)

 上の写真が、三井不動産の『パークコート千代田富士見ザタワー』。敷地面積4649m2、地上40階建て505戸の大型マンションで、価格は72~79m2の3LDKが1億円前後。現在販売中の最上階(102m2)の2LDKは2億円超だ。

 現地そばに仮設されたモデルルームを訪ねてみた。予算を聞かれ、「8000万円前後」とかなり背伸びする。そうでないと、該当する物件がないからだ。さすがに足下を見られるかなと思いきや、販売員は笑顔を絶やさない。