磯山友幸「経済ニュースの裏側」

人気の町おこしの専門家が明かす「必敗パターン」とは ~グッドモーニングス代表・水代優氏インタビュー

2013年03月21日(木) 磯山 友幸
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グッドモーニングス代表・水代優さん

聞き手: 磯山友幸(ジャーナリスト)

---水代さんは町おこしの専門家として全国を飛び回っています。町おこしの極意というのはあるのでしょうか?

 町おこしというと、過去に他の地域で成功したパターンの真似をしがちです。とくに行政の場合、そういう依頼がほとんどです。「水代さん、ゆるキャラ作って」とか、「水代さんは飲食関係が強い。ご当地グルメのB-1グランプリで優勝したいので協力して」といった話がよく来ます。

「町おこし」「場づくり」の専門家として思うことは、必勝法というのは、1回限りなんですね。その地域に入り込んで、一緒に考えていかないと簡単には勝てない。逆に、必敗法というか、負けパターンはいくつかに分類できますね。

---ゆるキャラは全国的なブームで、成功してるようにも見えますが。

 ゆるキャラもB級グルメも、最初に作った人はすごいと思います。熊本の「くまモン」ぐらいの全国レベルになれば話は別ですが、あとは二番煎じ。確かに、行政は前例があるものには簡単に資金を出します。未知の挑戦にお金を出すのは難しい。でも、そこを決断しないと本当の成功はありません。

 よく言われる事ですが「ヨソ者、バカ者、若者」が集結しないと成功しません。それぞれの地域資源の素晴らしさには、ずっと住んでいる人は気付かないものです。そこに面白さが隠れていたりするのです。

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