米の有名財団が、メディアイノベーションにつながる8プロジェクトを助成金でサポート
Photo by Yukiko Matsuoka

2012年9月、ビッグデータ時代に向けた新しいジャーナリズムへの取り組みに対して222万米ドル(約2.1億円)を助成したことでも話題となった米国のナイト財団(John S. and James L. Knight Foundation)は、2007年の設立以来、1億5,000万ドル(約144.5億円)を超える助成金を通じて、ジャーナリズム分野でのイノベーションを積極的にサポートしてきました。

 ナイト財団が運営する基金のうち、とりわけ速いペースで助成を進めているのが、2012年に設立された「ナイト・プロトタイプ基金(The Knight Prototype Fund)」です。この基金は、メディアイノベーションにつながる秀逸なアイデアに対して最高5万米ドル(約480万円)の助成金を付与し、アイデアのプロトタイプ化を支援するというもの。このたび、次の3ジャンルに大別される計8つのプロジェクトが、新たな助成対象に選ばれました。

ジャンル① 市民参画の推進

 一般市民に、地元の情報を積極的に共有し合い、街づくりや地域政治へより積極的に参画してもらうには、誰でも簡単かつ気軽に使えるツールやプラットフォームが有効です。この観点から、ストリート・ハラスメントの発生状況を行政機関に通報できるモバイルアプリ「Hollaback」(下の動画参照)、地方政府が重要な決議を採択したとき、その内容をユーザに通知してくれるオンラインサービス「eCitizens」、コミュニティ犯罪監視ポータル「North Central Texas Council of Governments」が助成対象に選出されました。

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