テレビのヨミカタ
2013年03月06日(水) 高堀 冬彦

日本語学校の生徒たちに、日本のテレビの印象を聞いてみた(前編)

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「カイ日本語スクール」で日本語を学んでいる6人。前列左からラムさん、フランチェスカさん、ヒロさん。後列同じく、クリスさん、ジョーさん、リンさん(筆者撮影)

 1月にNHKで放送された英国ドラマ『SHERLOCK (シャーロック)』(制作BBC)は評判を呼んだ。やはりNHKの『トンイ』(制作MBC)など韓流ドラマの人気も根強いようだ。日本では海外のドラマがよく見られている。

 では、日本在住の外国人は日本のドラマやバラエティー、ニュースをどんな目で見ているのか? そんな興味を抱いたことから、今回は日本語学校を訪れた。

 訪ねたのは「カイ日本語スクール」(東京都新宿区)。これから日本の大学院に進学したり、あるいは企業に就職したりする外国人たちが、日本語を学習している。生徒数は合計で約160人。36ヵ国の人が席を並べている。私が訪ねたのは6人が学ぶクラスだ。

 話を聞いてみると、意外なくらいに日本のテレビはよく見られ、好感を抱かれていた。

家族間の問題はイタリアでも同じ

 「TBSの『夜行観覧車』が好きです」というのはイタリアから来日したフランチェスカさん(35)。日本人向けのリップサービスではないようで、「内容が面白い」と絶賛した。

 「もともとミステリーが好きなんです」

 『夜行観覧車』では、高級住宅街で幸せそうに暮らしていた医師一家宅で殺人事件が起こり、一家の主(田中哲司)が殺される。

 犯行時、自宅にいたのは、典型的な良妻賢母に見える妻(石田ゆり子)と、名門私立中学に通う長男(中川大志)。犯人がどちらなのかは、3月8日放送の第8話になってもまだ分からず、確かに見る側を引き付ける。

次ページ  だが、このドラマは単なるミス…
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