田崎史郎「ニュースの深層」
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参院選のころには「三番底」を迎える!? 輿石東に振り回される海江田民主党の体たらく

2013年02月25日(月) 田崎 史郎
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〔PHOTO〕gettyimages

 光が強ければ強いほど、影は濃くなるものだ。首相・安倍晋三が初の日米首脳会談で環太平洋連携協定(TPP)交渉参加についてオバマ米大統領から譲歩を引き出すなど快調な政権運営を進めているのに対し、民主党の闇は深まるばかりだ。

 とりわけ、落選の憂き目を見た民主党前議員は悲惨だ。月50万円の活動費が党から支給されているとはいえ、これも今年8月までの期間限定。昨年暮れの衆院選まで政権の中枢部にいた前議員はこう言って嘆いた。

 「私だって政権交代して良かったと思っているぐらいですから、国民はもっとそう思っているでしょう。民主党は10年ぐらいの計画を立てて、再建の道筋を立てた方が良いのではないか」

 10年計画を口にせざるを得ないほど、民主党は先が見えないのだ。

混乱の原因は輿石にある

 野党が存在感を示す場はなんといっても国会だ。民主党はそこで失敗を重ねている。その象徴が公正取引委員会委員長に元財務事務次官・杉本和行を起用する人事案件だった。

 政府がこの人事を提示しようとすると、民主党参院議員会長・輿石東は読売新聞が事前報道したことを理由に「(人事案提示は)受けない。多くを語る必要はない」(2月7日の記者会見)と突っぱねた。輿石の意向に従い、民主党議員は衆院議院運営委員会を途中退席し、人事案提示を拒否した。

次ページ  だが、この人事は民主党政権下…
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