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[虎四ミーティング]
駒田徳広(プロ野球解説者)<後編>「強運のプロ野球人生」

2013年02月22日(金) スポーツコミュニケーションズ

二宮: さて、2つ目は「カレー南蛮牛丼」です。
駒田: 見ためからして、僕がいつも食べているカレーとは違いますね。

二宮: 「そば屋のカレー」のような和風だしの香りが、なんとも食欲をそそりますね。
駒田: 少し甘めのだしが入っていて、まさに「そば屋のカレー」に近い味です。甘めのだしが、こんなに牛丼と合うとは……美味しいです!

二宮: 牛肉の他に、にんじん、長ねぎ、油揚げと具もたくさん入っていて、食べ応えがあります。
駒田: とろっとしているところが、いいですね。なんだか懐かしいカレーの味がします。

二宮: 確かに昭和の香りがしますよね。
駒田: やさしい感じがしますよね。これは大人にも子どもにも、人気が出ること間違いなしですね。

合わなかったダウンスイング

二宮: ところで、荒川博さんの練習は厳しかったですか?
駒田: 想像以上でしたね。朝7時くらいから毎日練習でしたから、寒い中、5時起きだったんです。1日置きくらいで遅刻していましたね(笑)。いやぁ、荒川さんにはよく怒鳴られていましたよ。「オマエ、今日も遅刻じゃないか!」って(笑)。練習が終わるのが、朝の4時くらいだったこともありました。

二宮: 荒川さんの指導と言えば、王貞治さんが畳の上で、上から吊るされた紙を真剣でスパッと斬る姿が有名です。駒田さんも同じようなことをされたのですか?
駒田: しましたよ。吊るしているひもをグルグルと回して、パッとはなすと、紙がグルグルと回りますよね。それをタイミングを見計らって、スパッといくんです。これが、非常に難しい。

二宮: ポイントは?
駒田: まず紙の面ですが、真正面から斬ろうとしても破けてしまうんです。紙の薄い側面に真剣を当てなければいけません。もうひとつ、真剣の刃ですが、紙の側面をとらえてから斬り終わるまで、面を返してはいけないんです。そのまま真っ直ぐ、一気にスパッといくと、きれいに紙がポトッと落ちます。斬っている途中で手首を返してしまうと、紙が破けてしまいます。

二宮: よく「ダウンスイング」「レベルスイング」と言いますが、荒川さんの指導は完全に「ダウンスイング」ですね。これは選手によって合う、合わないはあるのでしょうか?
駒田: あると思いますね。実は、僕は合わなかったんです。荒川さんからは本当にたくさんのものを学びました。足を上げる重要性もそうですし、集中力も高まりました。ただひとつ、ダウンスイングだけは習得することができなかったんです。例えば、イチローみたいに前の足をしっかりと出して、ギュッとヒザを入れてボールをとらえることのできるバッターなら、ダウンスイングでもいいんですけど、僕はそういうタイプではなかったんです。でも、その頃はそんなことわかりませんから、教えてもらった通りにやりますよね。全然、打てなくなってしまって、正直「もう終わりかな」と思いました。

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