山崎元「ニュースの深層」
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近い将来、バブルになるのか!? アベノミクス相場の「売り時」を考える

2013年02月20日(水) 山崎 元
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〔PHOTO〕gettyimages

海外からの批判で「円高・株価下落」になるとき

 「週刊現代」3月2日号に「安倍バブル『売り時』はここです」という記事が載っている。アベノミクス相場に他誌に先駆けて強気で乗って、目下好調とお見受けする「週刊現代」だけあって、なかなかいいテーマ設定だ。

 投資の入門書には、「何を買え」とか「いつ買え」ということは書いてあっても、買った株式や外国債券、投資信託などを「いつ売れ」という説明がしばしば抜けている。まして、雑誌や新聞のマネー記事で、「売り場」を具体的に説明した記事は稀だ。

 しかし、降り方を知らずに木に登ってはいけないのと同様、売り場を知らずに株式や投資信託を買うのはまずい。

 「週刊現代」の記事には、2月から9月までは月単位で、さらに「夏以降」と「秋以降」について、合計16個の「売り材料候補」が並んでいる(すべては取り上げられないので、興味のある方は同誌を見てください)。

 2月については、実は、「週刊現代」が挙げる3つの懸念材料よりも、筆者は先頃行われたG20が心配だった。ここで、「金融緩和の結果としての円安」を手段にも使うはずのアベノミクスが、「円安誘導はアンフェアだ」と封じられてしまうと、少なくとも、当面の為替レートと株価は大きなダメージを受ける可能性があった。

次ページ  この際に重要だったのは、麻生…
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