現実味を増す電力会社の破綻 破綻は当たり前と考えるべし
「古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジン」Vol051より
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【はじめに】
 今回は、原発のことを中心に書いてみます。 最近、原発をなくして行きたいという国民世論が、どうも弱まっているように感じます。なぜでしょうか。やはり、基本的な事実についてマスコミがちゃんと報道してくれないことに原因があるように思います。 私に対する風当たりもまた強まって来ました。でも、原発ゼロを目指すべきだという私の考えは変わりません。

【「古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジン」vol051 目次】
―第1部― 日本再生のために
 ■1.安全基準が変わったら電力料金が上がる?電力会社のエゴを許すな
 ■2.現実味を増す電力会社の破綻 破綻は当たり前と考えるべし
 ■3.工程表がないから脱原発ができないという時代は終わった
 ■4.電力会社を普通の会社と同じに扱おう
 ■5.原子力規制庁幹部の情報漏えい
 ■6.全日本柔道連盟の暴力や全国のクラブの体罰問題
―第2部― 読者との対話
 ■皆さんからいただいた質問やご意見へのコメント

現実味を増す電力会社の破綻 破綻は当たり前と考えるべし

電力会社も普通の会社として会社更生法で

 新たな安全基準の設定によって、電力会社が負担すべき金額が巨額になることは上記の通りだが、それが原因で電力会社が経営破綻することが現実の問題として浮上してきている。

 電力は、国民生活に欠かせないものだから、破綻はさせられないという意見があるが、これは間違いだ。破綻と言っても、実際は再生である。普通の会社と同じで、会社更生法を適用して、関係者間の負担の分担を決めて、その後の再生を図ればいいだけのことである。ダイエーやカネボウもそうだったし、インフラという意味では、JALもやはり会社更生法で再生した。

 電力会社の場合、少なくとも現状では競争がなく、顧客が逃げないという特質があるので、再生が最も簡単な類型に当たる。また、東京電力の場合は事故の被害者の債権が銀行の債権と同様にカットされてしまうからどうしようか、という迷いも生じたのだろうが、今回の安全基準の改定ではこういう問題もない。従って、会社更生以外の手続きを考える必要性はほとんどない。

 ただし、電力の安定供給を確保するために、会社更生手続きに加えて補完的な措置を講じた方が安心して電力会社を破綻させて関係者の責任を問うことができるという面もないとは言えない。その場合は、・・・・・・

読者との対話:「古賀さんの動画をいつでも見られるのは嬉しい」

【皆さんからいただいた質問やご意見へのコメント】
読者の皆さんのメッセージと質問の紹介です(いずれも抜粋です) 先月もたくさんの質問、メッセージありがとうございます。一部しか紹介できませんが、引き続き質問とメッセージお待ちしています。よろしくお願いします。

遅ればせながら今日動画(2013年1月25日配信)を拝見致しました。

 パソコンは得意でなく必要最低限で利用しているので不安でしたが、説明のもと視聴できました。はじめ音が出なくて苦労しましたが、設定を変えたら声が出ました。

 尊敬する古賀さんの講演会が、家に居ながら都合の良い時いつでも拝見・視聴できるなんて本当にうれしいです。又、こんなに安価な料金で宜しいのでしょうか。

 ツイッターについても、今度は挑戦してみようかと思いました。先ずは皆さんどんな事をいっているのかナ?加入してご意見を聞いてみたいと思っています。

 もう年だからなどと言わず視野を広げ、少しでも皆が暮らしやすい社会にしていきたいと思います。色々教えて頂いてとても有り難いです。出来なかった事が出来るようになるのは凄くうれしい!

【古賀茂明さんのコメント】嬉しいメッセージなので紹介させていただきました。パソコンと格闘されている様子を想像してしまいました。新しいものについて行くのは結構大変ですよね。私も苦労してます。でも、それで新しい世界が開けるかもしれません。

ツイッターは、私もまだよくわかっていなくて、息子に、「使い方がおかしい!」などと言われてますが、気にせず、少しずつやってます。ツイートの数が少ないので、皆さんにもっとつぶやいてとも言われてます。字数制限がある中で、ちょっとウィットにとんだものをなどと考えるのは結構楽しいですよ。是非挑戦してみてください。(「そういう使い方じゃないんだよね、きっと」と後ろで妻がつぶやいてます)・・・・・・