スポーツ

斎藤佑樹ら「崖っぷち組」がすがるイチローの師匠

2013年02月10日(日) フライデー
friday
1月27日、ワールドウィングへと入っていく斎藤。ここまで報道陣に練習を公開することもなく、人知れず体力強化に励んでいた〔PHOTO〕日々野歩美

 キャンプインを5日後に控えた1月27日の午前、日本ハムの斎藤佑樹(24)が鳥取市内のスポーツジム『ワールドウィング』に姿を現した。気温は0℃。強風に乗った雪が容赦なく頬を打ちつける中、一人、建物内へと足を踏み入れる。

「斎藤選手は1月23日に鳥取入りしました。朝10時頃からウェートトレーニングなどを始め、途中、ランニングを挟みながら、ほぼ毎日、夕方まで汗を流していました。ただ、痛めていた右肩の状態が思わしくないのか、ピッチング練習は行いませんでした」(ジム関係者)

 昨シーズンは開幕投手に起用され勝利を収めたものの、その後は失速した斎藤。終わってみれば5勝8敗、防御率3・98と、ローテ投手としては落第点の内容だった。さらに11月には右肩痛を発症とどん底まで落ち込んだわけだが、なぜ、この地を自主トレの場に選んだのだろうか。日本ハム番記者が証言する。

「ひと言で言うと、救いを求めて、ですね。この『ワールドウィング』は〝初動負荷理論〟を提唱するフィットネスコーチの小山裕史氏(56)が立ち上げた研究施設です。『力の発動時に負荷がピークになるようなトレーニングで、体が本来持つ合理的なフォームを取り戻す』というのが小山氏の理論。これにより運動後の疲労が最小限に止められたり、老廃物の産生が抑えられるとして、特にベテランのアスリートからの支持が高い。有名どころではヤンキースのイチロー(39)が毎年、自主トレで訪れています」

 現に斎藤も、一年前のオフに球界最年長投手・山本昌(47、中日)から小山氏を紹介されたという。

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