2013.02.10(Sun) 岡田 真理

グルタミンパワーで風邪知らず

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〔PHOTO〕gettyimages

 風邪やインフルエンザが流行するこの季節。うがいや手洗い、マスク着用などで風邪予防を心がけている人も多いかと思うが、あるトレーナーさんから聞いた話によると、トレーニング愛好者のあいだでは「風邪の予防には、うがい・手洗い・グルタミン」が常識となっているらしい。

 習慣的にトレーニングをする人は、していない人よりも抵抗力レベルは一般的に高いとされているが、トレーニングをして体に疲労が溜まると、一時的に抵抗力が下がってしまうことがある。そのタイミングでウィルスが体内に入ると、普通の人よりも風邪を引きやすくなるのだ。そのため、グルタミンのサプリメントを摂取して風邪予防に努めるトレイニーが多いという。

 グルタミンは非必須アミノ酸に分類されているが、人体のアミノ酸の約6割を占める重要なアミノ酸だ。一般の食品では、小麦タンパク質(グルテン)などに多く含まれている栄養素である。

 グルタミンは筋肉や血液などに存在し、体内でも合成される。しかし、激しいトレーニングをしたり、何らかの理由で体を酷使したりすると、体内で合成される量だけでは足りなくなってしまう。

 実は、免疫細胞の主原料となるのがこのグルタミン。つまり、グルタミンが不足すると、免疫力が下がってしまうのだ。グルタミンのサプリメントを摂取して不足を補えば、免疫力をカバーでき、それが風邪予防につながるというわけだ。

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(おかだ・まり) スポーツライター、NPO法人ベースボール・レジェンド・ファウンデーション代表。1978年生まれ。立教大学卒業後、カリフォルニア大学エクステンションにてマーケティングのディプロマを取得。帰国後はプロアスリートのマネージメントに従事し、後にライターに転身。現在はアスリートのインタビュー記事を執筆する傍ら、ベースボール・レジェンド・ファウンデーションを運営している。


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自らのカラダに細心の注意を払うトップアスリートたちは食生活にもプロフェッショナルである。アスリートにとってもそうでない人にとっても役に立つ、スポーツ選手たちの食に関するエピソードを、自らもプロ選手のマネジメントに携わった気鋭のライターが紹介する。