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[虎四ミーティング]
駒田徳広(プロ野球解説者)<前編>「“無死満塁で敬遠”伝説の真相」

2013年02月08日(金) スポーツコミュニケーションズ

二宮: 今日は2種類の牛丼を用意いたしました。まずは「ネギキムチ丼」から。
駒田: うん! これは美味しい! ちょっぴり辛いのが非常にいいですね。

二宮: 牛丼とキムチとのマッチングはいかがですか?
駒田: すごくいいですよ。キムチって、甘辛いものと、ちょっと酸味がきいたものがありますけど、これは酸っぱめのキムチを使っていますね。牛丼が甘めなので、キムチの酸っぱさがちょうどいいんです。

二宮: 普段から牛丼は食べますか?
駒田: はい、食べますよ。うちの子どもが大好きなので、家族で行ったりしますね。

二宮: 好きなメニューは?
駒田: 僕は「牛あいがけカレー」ですね。これだと、牛丼もカレーも食べられるから、お徳ですよね(笑)。

ピッチャーは野球が一番巧い

二宮: 今月1日からプロ野球のキャンプが一斉にスタートしました。最大の注目は、やはり北海道日本ハムの大谷翔平でしょう。“二刀流”には賛否両論ありますが、駒田さんも高校時代はピッチャーで4番でした。プロでの“二刀流”はどうでしょう?
駒田: 正直、しんどいと思いますよ。僕はどうしても指導者の目線になってしまうのですが、ピッチングコーチもバッティングコーチも、どこまで課していいか迷うんじゃないかなと思うんですよ。無理をさせてケガをさせるわけにはいかないですしね。どちらかがいっぱいいっぱいになって、もう片方に意識がいかないというようなことはできないでしょうから。じゃあ、「バランスよく」なんていうと、それこそ腫物を触るような感じになる可能性もありますよね。本人はもちろん、指導者からしても難しさがあると思います。

二宮: 一部には「プロを甘く見ているんじゃないか」という厳しい声もあります。
駒田: 今はある程度、自信があるでしょうし、まだ余裕があるからいいんでしょうけど、壁にぶち当たった時に、大変かなと思いますね。ひとつのことだけでもトンネルから抜け出すには苦労するのに、それが“二刀流”ともなると、2倍の苦労がありますからね。一筋縄ではいかないと思いますよ。

二宮: プロ野球選手にはもともと「エースで4番」という選手が多い。でも、プロに入ってピッチャーとバッター、どちらかを選択するのが普通です。ピッチャーで2、3年やってダメなら、バッターに転向という選手はたくさんいますが、“二刀流”で大成した選手はまず聞いたことがありません。駒田さんと巨人での同世代では、川相昌弘さん(巨人ヘッドコーチ)や岡崎郁(巨人二軍監督)さんももともとはピッチャー出身でした。
駒田: プロの一軍でピッチャーとして活躍しているのは、結局は野球が一番巧い選手ということになるんです。大勢いる「エースで4番」の中から生き残ったわけですからね。だから僕らピッチャー出身の野手からすれば、「ピッチャー様」という感じでしたよ(笑)。

二宮: 桑田真澄さんや水野雄仁さん、斎藤雅樹さん(巨人投手コーチ)は、バッティングも秀でていましたけど、彼らもピッチャーとして生き残ったわけですね。途中でマウンドを降りた自分たちとは違うんだと。
駒田: そうです。おそらくピッチャー出身の野手には「ピッチャーは、一番野球が巧いヤツがやるものだ」という意識が少なからずあると思いますね。

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