遠藤貴子つ・い・つ・い社長「日本の伝統食を若者や海外の方へ!身近なところにイノベーションを起こす」

つ・い・つ・い 遠藤貴子さん
本荘 修二

やった分だけ声がかえってくる

 会社をつくってよかったです。やった分だけお客様の反応がよくなる。お客様のよろこびの声を聞いたり、お土産でもらった人が買いに来ていただけたりといったことがあるとうれしくなります。売上が伸びると工場からもうれしい声をいただきます。

 私たちが使っているお米「わたぼうし」は、甘くて虫がつきやすいから育てるのに手間暇がかかるので、割に合わない品種とも言われています。普通、農家さんは自分のコメがどう消費されているか見えないものですが、私たちの新潟の契約農家さんには自分のコメがどう売られているか知っていただいています。フェイスブックで農家の息子さんとつながっているので、お話ししてます。最高のお米のよさを活かすため、収穫した田ごとに調整して自社精米をしています。

 生産者、工場、消費者が「Win-Win」な関係で長く共存出来る事を目指しています。さらに事業を伸ばしていきたいです。

 ビジネスは、顧客に支えられ、パートナーに支えられてこそ発展し、それがヤル気を生むというサイクルに入る。顧客を商品を売りつける金儲けの対象にしか見ていなかったり、仕事のパートナーを利用する対象としか考えていないと、おのずと離れて行く。

 人を惹きつけ、人が寄ってくるように努力し、コミュニケーションをするのは、エコシステム(生態系)戦略というと大仰かもしれないが、大切なことだ。