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[虎四ミーティング]
三宅宏実(重量挙げ)<後編>「バーベルとの会話を楽しみたい」

53キロ級でも勝負できる体を

二宮: 2013年は2年に1度の世界選手権が開催されます。この大会がリオデジャネイロ五輪に向けた第一歩となるのでしょうか。
三宅: その前の6月に開催される日本選手権と、世界選手権が当面の大きな目標になりますね。特に世界選手権は、ここで戦っている強豪たちが五輪においてもライバルになる。3年後を見据えながら、ひとつひとつの大会に照準をあわせて全力で臨みたいと思っています。

二宮: 世界選手権では06年に48キロ級で銅メダルを獲っています。ただ、前回(11年)の世界選手権では53キロ級でエントリーしました(結果は6位)。階級を上げたのは五輪を見据えての強化の一環だったと聞きました。今回はどちらの階級で出場しますか。
三宅: もう一度、53キロ級に階級を上げる予定です。階級が上がると、当然ながら上位に入るために必要な重量も大きくなります。目の前の結果を求めるなら48キロ級になるでしょうが、53キロ級でも勝負できる体づくりをしていくことが、リオにもつながるとみています。

二宮: 階級を上げると言っても体重を増やしすぎると、元の48キロ級に戻す際に減量がつらくなる。食事のコントロールがより重要になりますね。
三宅: 食事は一番重要になるでしょうね。パワーの源になるお肉を食べつつも、魚や野菜なども加えてバランスのよい食生活を心掛ける。体重を増やしすぎないように、母と相談しながらやっていきたいと考えています。

二宮: スポーツ栄養学の知識もより深めていきたいと?
三宅: 母に任せきりだと、日本にいる時はいいのですが、遠征に出かけた際に困ってしまいます。試合に合わせて何を食べるべきか。減量中に食べてもよいものは何か。そういった知識を、これまで以上に増やしていきたいです。